第7話 レオンの大活躍(カラダは私)。
数日後、私の身体でレオンが大暴れしていた。
「もう最悪だったよ、君のストーカー。部屋にまで侵入して襲ってきたけど、俺は護身術マスターだからな。中身がキョウカのままだったらあぶなかったぞ! きっちり警察に引き渡しておいたから。あとシャベッターの炎上、泣き寝入りしてんじゃねーよ! 俺の元弁護士に依頼して全員訴えておいたから」
「お、おん。。」ケ、ケロ
一気に愚痴を吐き捨てるレオン。
あっという間に、人間の時の悩みが3分の1片付いてしまった。
「あと、エセ芸能人のモラ夫DV彼氏。キョウカの男を見る目はどうなってるんですか? ゴミじゃんあんな男! ホスト崩れの大型粗大ゴミじゃん。あいつキョウカが稼げなくなったら風呂屋に沈めるつもりとかダチに
さらにもう3分の1がスピード解決!
その話を聞きながら、蛙私はレオンの取ってきた餌(生きたハエ?)をただ食べる。
全然平気、生きた虫は新鮮なご馳走に見えている。
めっちゃいい身分。
ゲコッ。
ゴメン、今のはゲップです。
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