ストレスはあながち悪しくあらねどもため込むこそは苦しかりけれ

【読み】

ストレスはあながちあしかあらねどもためこむこそはくるしかりけれ


【語釈】

ストレス(stress)――①心身に生じるひずみ、または、ゆがみ。ストレス学説を最初に唱えたカナダの内分泌学者セリエ(Hans Selye)によれば、寒暑・騒音・外傷・中毒・感染などから、緊張や心労などの普通にみられる有害刺激(ストレッサー)によって引き起こされる生体機能のひずみをいう。不眠やノイローゼ、それに関係した心臓や胃の病気が起こりやすい。②音勢。語勢。強勢。アクセント。③物理で、応力をいう。

[精選版 日本国語大辞典]


【大意】

ストレスはあながち悪いものではないが、ストレスをため込むのは苦しいことである。


【例歌】

ストレスが無いと幸福だが、あたまのはたらきが鈍くなるという(幸不幸は主観だから本人しか知りようがない気もするが)。ひとの多い場所にいるとストレスを受けるのは避けがたかろうから、なるべく速く発散するのが賢明なのだろう。

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