子規居士があつく語ると漱石はことばすくなにうなづけるかも
【読み】
しきこじがあつくかたるとそうせきはことばすくなにうなづけるかも
【語釈】
居士――①学徳がありながら、官に仕えず民間にある人。処士(しょし)。②在家の男子であって、仏教に帰依した者。③成人男子の戒名・法名の下につける称。女性の大姉(だいし)に当たる。④性格を表す語に付いて、そのような気質の男であることを表す。
[デジタル大辞泉]
【大意】
子規居士(=正岡子規)があつく語ると、漱石はことばすくなにうなずいているのであった。
【付記】
これをもって、わたしの子規(1867-1902)と漱石(1867-1916)の評に代えられようか。わたしは漱石をとにかくあたまの良い人物だと思っており、ひとに話しを合わせるのに苦労していたのでは、などと思っている。一門外漢の、一贔屓の仮説でしかないが。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます