詩人なら言葉のひとつ生まずやといふ声をきくごとき心地す

【読み】

しじんならことばのひとつうまずやといふこゑをきくごときここちす


【大意】

詩人なら言葉のひとつくらい生まないのか、と言う声を聞くような感じがすることである。


【付記】

詩人とは何かと考えると、既存の言葉( ≒ 概念)からあらたな言葉を生みだす人種ではないかと思った。あたらしい言葉/概念を生みだす点は哲学者に似ている気もするが、物のたとえ(=比喩)などの修辞を駆使して耳に心地良いものを生まんとする特徴があるように思う。

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