疲れない、怪我しない体の使い方トレーニング

レイラ

第1話 健康にもいいトレーニング

国でもあげている通り、健康を維持、促進するには、運動を推奨しています。


2023年11月28日、Yahooのニュースで知りましたが、健康のための運動の目安が10年ぶりに改定しました。


成人は、およそ6000歩、時間にして60分以上に加えて筋トレを週2〜3日を目安にとなりました。


今まで、あまり筋トレを重視していなかったみたいです。


水泳を競技としてやって、また、水泳インストラクターとして働いていた私にとっては、当然のことでした。


ただ、普通は運動といっても、あまり意識していないのではないでしょうか。


むやみにトレーニングして毎日やっていても、健康にはなりません。


ハードすぎる運動は、かえって健康を損ねてしまいます。


また、国があげている目安はあくまで目安なので、必ずこの数字でないといけないということはありません。


少なくても、日々、積み重ねていけば良いのです。


また、運動慣れしている人は、目安の数字でやっていても健康維持はできるけど、体の変化は、なかなか見られなくなります。


体の変化を求める時には、トレーニングの緩急が必要になります。


また、年齢によっても変わってくるので、あくまで、参考にするだけで、無理のないようにトレーニングすることが大事です。


ここではウォーキングを例にしましたが、有酸素運動は水泳でもダンスでもジョギングでもラジオ体操でもOKです。


さて、運動では心拍数を上げることが重要です。ただし、あげすぎてもダメです。


心拍数を上げる目安としては


最大心拍数=220-年齢(歳)です。


これが重要になります。


最大心拍数とは、運動負荷を上げていき、最高に頑張った時の心拍数です。


220ー年齢で計算し、出た答えの心拍数になるように運動で、上げていきます。


詳しく目標心拍数を調べたい場合、


例えば、年齢が50歳であれば、


220‐50=170(最大心拍数) × 0.6~0.7 = 102~119


この目標数値まで上げられれば、効果的なトレーニングになります。


また、運動強度を調整することもできます。


運動強度を調整するには


目標運動心拍数=最大心拍数[220-年齢]×目標運動強度%


これで、運動強度を表すことができます。


85%〜→レース体力向上(トップアスリート並)

70%〜85%→持久力向上(きつめ)

60%〜70%→健康増進、脂肪燃焼(ややきつめ)

50%〜60%→運動初心者、クールダウン、ウォーミングアップ


一般的には、ややきつめで、息が上がっても喋れる程度の強度がいいと言われています。


とはいえ、なんだか難しいと思う方もいますよね。


だから、運動強度の度合いだけ覚えておけばいいかなと思います。


これです↓


85%〜→レース体力向上(トップアスリート並)

70%〜85%→持久力向上(きつめ)

60%〜70%→健康増進、脂肪燃焼(ややきつめ)

50%〜60%→運動初心者、クールダウン、ウォーミングアップ


そうすれば、どのくらいでやればいいか、なんとなく理解できるかと思います。


ただ、運動後、心拍数は測ったほうがいいでしょう。目標心拍数を超えてしまうと、健康には良くないとも言われています。


心拍数はトップアスリートと一般では全く違いますが、トップアスリートでもある程度の心拍数が超えないように意識しています。


運動後、またはトレーニングの途中でも、ハードな運動をした後に心拍数を10秒測ります。10秒測った数値に6倍すると1分間の心拍数になります。


そこで、目標心拍数と照らし合わせていきましょう。

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