僕が1番愛した人の話

R.A

きっかけ

僕は高二の春失恋をした。

長いようでとても短い恋愛だった。



自分がこんなに幸せになれると思わなかった。


自分がこんなに人を愛せると思わなかった。


本当の失恋がこんなに辛いなんて知らなかった。



今でも君が大好き 君は今何をしているんだろう

元気でいるのだろうか ちゃんと幸せに過ごせてるのだろうか 誰かに嫌なことされてないだろうか 君が心配で仕方がない。

もう死んでしまいそうだ。







 


 高校一年生の僕 優輝ゆうきは当然のようにSNSを使用している。 フォロワーは300人程 全員が全員知り合いな訳では無い 全く知らない人達が殆どかもしれない。 それでも大体が地元の人で友達の友達などといった関係だ。


そんな中フォロワーの1人の前から密かに可愛いと思ってた女の子が

【暇な人募集】とダイレクトメッセージ通称DMで雑談する人を「はい」「いいえ」の選択肢でSNSで投稿していたのだ 。

僕は 無視される可能性を考え悩むも「はい」を押した 。

2分後くらいにその女の子から「だれー?」とDMが来た

そのSNSは大体のフォロワーが共通の知り合いがいるのだが不思議とその女の子のフォロワーに僕の知り合いはいなかった。

共通の知り合いが居ないため返答に困ったから仕方がなく 名前と学年を言った

その子は優奈ゆなと言い二個下の中学2年生だった。 僕は「優奈ちゃんって言うんだ!」とふざけ半分でちゃん付けをすると優奈は

「ちゃん付けて呼んでくれる人いないから嬉しい!」と言ってくれたため僕はこれから優奈ちゃんと呼ぶことにした。


中学を聞いても知らない中学 住んでる市を聞いても自分が住んでるところを言ってもお互いが全く分からなかった。

2人とも「ふしぎー笑」と言う反応でそれ以上深堀はしなかった。 そこからお互いが「何部?」などといった質問から入り自然と会話が続くようになり ある時優奈ちゃんから

「ゆうきくん電話好き?」とメッセージが来た







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