第22話 ACナスビ その6 ナスビのメンタル疾患名
わたしは30を過ぎた頃、水商売をしてたりゴスロリファッションにハマってたこともあって、リアルでメンヘラちゃんたちと関わるようになり、メンヘラちゃんの飲んでる薬をひとりひとり全部調べたりするようにもなりました。
そっち方面で講習受けて、ボランティアをするなど勉強してゆくうち、ほんとに多少ですが知識も身に付いてた。
臨床心理士とかからしてみれば、鼻毛みたいなもんなんですけどね。ほんとに多少です。
薬の名前で、何のメンタル疾患か直ぐピンとくるくらいにはなってました。
かなりの数のメンタル疾患の方々とお話してきました。
ナスビは自分で言うには、うつ病とのこと。
確かにそれで障がい者手帳も持っていた。たぶん3級だったかな。2級ではないと思います。
でも、今思うとナスビは発達障害だったという気がしてます。ナスビもわたしより4つ下という年代ですから、発達障害だと気がつかないままになってたのでしょう。
親族の中でもナスビだけが何か突出してへんなんです。
あまりにアホとか、2回くらい一人で勝手に自爆して骨折や脱臼したことがありました。
それもなにか協調性運動障害っぽいです。
2回目は旦那にDVされたと嘘を言ってて呆れました。
ナスビの飲んでた薬を見せてもらうと、抗うつ剤のサインバルタと、その効きをよくするエビリファイ。
抗うつ剤というのは、基本飲み続けないと効果が出てきません。
即効性があるといえば、スルピリドくらいでしょうか。
スルピリドは食欲を増進させる効果もあるため、血糖値が高い人には出せない傾向があるかと思います。
ナスビはあと、何かベンゾジアゼピン系の抗不安剤とそんな強くない睡眠薬程度でした。
よくそれくらいで障がい者年金の申請通ったなとちょっと不思議なんですけど、地域によりけりかもしれませんし、ナスビの場合、ACも考慮されたのかもしれません。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます