色々とグレーゾーンのわたし

第6話 発達障害の検査を受けてみた(前編)※WAIS IIIです

 わたしはASDだろうと思ってました。我ながらASDくさいなと(今なお思ってる)


 自律神経の乱れで20代の終わりから時々クリニックに通ってたことがありまして、これまで発達障害を疑われるということは全くありませんでしたが、自分から申し出て検査を受けることにしました。


 わたしが検査した頃は、WAIS3でした。

(成人用のウェクスラー知能検査の改訂第3版)


 今はWAIS4になってるかと思います。

 発達障害の検査ってトータルするとめっちゃ長く時間がかかります。

 わたしでトータルすると8時間くらいに及んだでしょうか。もっとかな。


 メンタル疾患の場合ですと、ものの10分ほどで「うつっぽいですね」とうつ病の診断がつくなんて、よくあるんじゃないかと思います。その際、控えめに「神経衰弱状態」などと書かれてたりだと思いますが。


 異様に長くかかった検査。それだけ発達障害の診断というのは難しいということだと思われます。


(地域にもよりますが日本の精神医療のあり方はかなりおかしいんですよ。短時間しか患者を診ない医師がヒエラルキーの一番上にいるのはどうかと。少なくとも普段からから生活の支援をし、当事者のことをよく知ってるソーシャルワーカーなど支援者と二人三脚であるべきでしょう)



 WAISの結果をプリントアウトしたものを渡され、そのグラフを見ると見事にデコボコが激しかった。

 ああ、やっぱりかと思いました。


 いわゆる知能指数、IQというのは全検査フルスケールIQのことで、言語性IQと動作性IQからなります。

 またそれは以下の4つの群指数から算出されます。

 わたしの結果は……。



 言語理解、平均の上。


 作動記憶、低い。


 知覚統合、変に高い。


 処理速度、低い。



 ――といった感じでした。

 群指数のうち2項目も低かったので、なかなかアンポンタンですね。


 IQの数字まではいちいち書きませんが、わたしの受け取ったグラフだと、IQの数値は155がカンストでした。アインシュタインで160だったかな。アインシュタインくらいになると正確には測れないないわけです。

 ギフテッドの可能性があればまた再検査なんですかね。


 知覚統合のうちの何かがカンストしてました(単に職業病だと思います。ミューシャンであれば、作動記憶が高そうですね。偏見かな?)


 わたしのフルスケールIQは日本人の平均値でした。

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