第4話 イラっとした発達障がいの人(前編)

 人は誰しも長所と短所を持っています。


 好感が持てる発達障害のかただけでなく、こういう点がイラっとしたという具体例もひとつ書いておきます。



・46歳男性、Aさん


 現在はもうサービスは終了してますが、以前はプレステ4ネットワークにコミュニティというものがあって、最初はそこでお見かけしたかたです。

 あちこちのコミュニティに入っては、迷惑な書き込みを繰り返し頻繁に注意されたり、キック(コミュニティからの追い出し)されてました。


 語感、言語感覚が独特だったりもして、明らかに何らかのメンタル疾患だとは感じました。Aさんがフレンド申請を飛ばしてきてそれからすぐ、昔いじめを受けていたや、自分はメンヘラ、発達障害といった発言を呟いてたのを見かけました。


 最初はドラクエ10オンラインで強いボスがおり、倒せないから手伝ってと誘われたように思います。

 Aさんは前衛の脳筋職をやってるのに対し、わたしは後衛のヒーラー職でしたし、バランス的にも良かったと思ったらしい。

 AさんのキャラのIDが送られてきました。


 わたしはもうその時点で、実はAさんが公式の冒険日誌でほかのプレイヤーを怒らせるようなこと書いては炎上させてたことに気が付いてました。

 キャラのID教えてくれなくても、Aさんの語感、文体にかなり特徴があるので直ぐわかったんですね。

 ドラクエ内でもコミュニティのようなチームというものがあって、Aさんはチームに入る都度直ぐキックされての繰り返しで居場所がなかったようです。


 オンラインゲームとなると、みんなで遊ぶことになるので、人に合わせるなどの協調性や臨機応変さを求められ、空気が読めないところがあると難しいと思いました。

 みんなでわちゃわちゃとチャットを楽しむのも難しいのかもしれません。

 少しくらいミスや天然だったりしても許されると思いますが。

 そういのがムリでしたらソロプレイヤーをするという手もあリます。

 なんだろう、やはりふつうの人が楽しめるよう設計されてるため、そこから弾かれてしまうという人も出て来てしまうのでしょうか。


 ディズニーランドやユニバーサルスタジオ、映画館と同じよう、障がい者割引を導入すべきとも個人的には感じてます。

 


 わたしだけなら良いですけど、Aさんと遊ぶことにより、わたしのフレンドたちも巻き込んでしまうかもしれないと思い、ドラクエ内でフレンドになるのは結局お断りしました。

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