別の世界線の自分が女だったんだが
砂歩
それぞれの役割
人にはそれぞれ必ず、何かしらの役割があり、人は自分で気付かぬうちにその役割を果たしている。
例えば何となく石を蹴って見た事はないだろうか?特に必要じゃない物を買ってしまったり。無意識に頭を掻いたり。
それら全てが役割とは言わないが、そうやって人々は無意識の内に自分自身に課せられた役割を果たしていく。
人によっては、その役割が総理大臣になる事だったり、教師になる事だったり、窃盗をする事だったり。と本当にまちまちだ。
ただ1つ言える事は、その役割を果たす事が地球を維持して行くにあたった無くてはならないということ。
だからといって気負う必要はない、普通に生活をしていれば、与えられた役割は自然と全うしてしまうのだから。
ウィーンウィーンウィーン
けたたましいサイレンが神の住まう神域に鳴り響く。
「一体どうしたんだ!?」
「太陽系第三惑星地球において、ルートからズレているものがおります!!このまま行けば地球が消滅する恐れも…」
「辺境の惑星1つ無くなった所でどうでもいいだろう」
「所が、今回のトリガーが偶然にも地球でして…このまま地球が滅亡した場合、連鎖的に平行世界の地球も軒並み…」
「っ、おい、今すぐ第1惑星の管理者に連絡を取れ」
「は、はい!!」
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