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  • はじめまして。

    スキルに限らず、ステータスの表示とかは結局のところ、読者に対するわかりやすい『基準』を見せるためのテクニックではあると思います。
    誰が最初に始めたのだろうとは思いますが、覚えてるのだと、封神演義などで知られる藤崎竜先生が、短編の『DIGITALIAN』という作品で「すべてが数字で表される世界」というファンタジー(魔法あり)を描いてました(1993年)

    WEBの場合はとにかく短時間でわかりやすさを優先するために、そういう手法が流行ったのだろうとは思います。
    SAOやログ・ホライズンのように、ゲーム的な要素をリアルに入れたのが受けたのもあるかとは。
    メジャーどころだと、『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』などもステータスやレベルがある世界ですが、だんだんあれが当たり前になっていった感じですね。
    昔のロードス島戦記とかはベースになったTRGPは当然パラメータありきですが、作中は全くなかったのですが。

    とはいえ、私もそういうものが提示されてるということは、それを管理する超越者の存在がなければ説明ができず、それらを放棄はしたくないので登場させていませんが……。今は多分少数派になってると思います。
    私は何とか『ステータスなし』タグとかで表現してますが……。

    そういうわかりやすいカテゴリがあると便利だとは思いますが、そうすると流行に応じていろいろやらないとならなくなって、もっと大変になるのかなぁ、という気もしますね……。

    長文失礼いたしました。

    作者からの返信

    コメントありがとうございます。
    私も都度、考えるようになったのですが最近は、アニメや漫画は視覚効果が高いのであり、小説は……?
    という感じになっています。
    これはただの趣味趣向の問題だと思うのですが、それぞれいいところってあると思うんですよね。
    小説の持ち味は「視覚的な効果が文章で表現される」ことかなと思います。
    視覚ではなく読み手が想像力を活かして脳内に広い世界を構築するような楽しみ方と言いますか(謎)
    文章表現ならではの持ち味を最大限に活かしたい作者さん(美人という言葉を用いずに美人を表現することができる方とか)は、スキルやステータスは結局、使わない状態にあるのかな、とも感じます。

    >超越者の存在がなければ説明ができず

    スキルがあってもいいと思うんです、私は。
    ただ結局、もやっとしている方々はこれがひっかかっている可能性が高いのだろうなと思います。
    そこまで言及されている作品が控えめに言ってもほとんどないのがそういった読み手さん書き手さんに「スキルのある異世界ファンタジー」を異質なものに見せてしまっているのかもしれませんね。
    その場限りの娯楽といえば、全く何の問題もないのに、不思議なことです。

    >「DIGITALIAN」
    一度だけ目にして強烈だったのでよく覚えています。
    魔法の詠唱とエフェクトがデジタルなんですよね。あれはあれで世界観として成り立っているのでありかなと思います。
    ゼロと1をつかさどる累乗の神様がいる世界ですから(笑)

    カテゴリと言ってしまっているから若干無理があったなと思うのですが、小説家になろうでは「異世界転生」は特別枠としてチェックボックスがあるので同じくらい流行しているスキルありもそういう扱いにしてもいいのではないかな~と今では思っています。
    カクヨムではそういうのはまったくないですが(;´Д`)

    読む人書く人、みんなが使いやすい仕組みになると良いですね。

    ありがとうございます。
    ※ロードス島読まれた和泉様はそれなりに小難しい文章も読めるだろうと分かりにくい文章書いております。申し訳ありません(汗)

  • >「用務員さんは~」は文庫化された作品です。
    MFブックスって文庫なんですか?

    作者からの返信

    単行本でしたね。
    MFブックスは出版社「KADOKAWAメディアファクトリーとフロンティアワークス」ですので、この場合は現在乱立する出版社ではなく文庫発刊に定評のある信頼度の高い大手ブランドという意味を込めて用いました。

    ご指摘ありがとうございます。修正させていただきます。

  • 初めまして。コメントさせていただきます。

    主旨としては共感できるのですが、ジャンルとしては中々難しいんじゃないかなと思います。

    というのも、何を持ってスキルとするのか、何を持ってゲーム風とするのかで、個人の認識が違いすぎてくるんじゃないでしょうか。

    この辺のミスマッチは、ランキング目当てのジャンル詐欺みたいな形で時々話題になっています。

    梓馬さんの意見ととしては、どちらかというと文章表現の重さに比重が置かれているように感じます。

    私も詳しくは無いですが、隙間時間にサクッと読めるようなものを求めている読み手が多いため、昔の文庫時代に読んでた人には物足りない感じの作品が流行っていると認識しています。

    そして、文庫時代的な作品を書く人読む人は、その作品がサクッと読むタイプのものではないとある程度は認識していると思ってます。


    ですので、ジャンルとは別に「おすすめターゲット」みたいな設定が追加されて

    - さくっと読みたい
    - じっくり読みたい

    という区分があれば、好みの作品を探したいという意味では、いいのかなと思いました。

    作者からの返信

    初めまして。ご意見ありがとうございます。
    そうですね私もこれを公開した後にもう一度じっくり考えて「カテゴライズは難しいよね」「タグで選択できたらいいのかな」と思っていました。

    >何をもってスキルとするのか
    これ、なかなか目からうろこでした。
    ウィンドウが開いたりステータスが見られたり、仕組みが語られないものはRPG運用だと思っていたのですが確かに「小説から入った人はそれすらわからなくなってくる」時も近そうです。

    手軽に隙間時間で読めるのもWEB小説の良いところなので、短くて読みやすいものに人気があるのも当然ですし、一方で、じっくり読む楽しみ方をしたい人もいるでしょうのでぜひ武沢さんのおっしゃるような設定が追加されたらいいなと思います。

    >どちらかというと文章表現の重さに比重が置かれているように
    そうでないとこういう話はまず出てこないかなという点でご理解いただけたら有難いです。
    多様化の時代なのでみんなが楽しく便利に楽しめるのがいいですよね。
    こういう問題への解決は、いろんな立場の人たちがこうやって意見を言い合って気づくことも多いので、お話しいただけて良かったです。

    ありがとうございました。

  • はじめまして。鈴乃と申します。

    意見ではなく感想で恐縮ですが、とても共感しました。

    >>かつての文庫派に今のラノベは軽すぎ
     今時のラノベユーザーにかつての文章は重すぎる

    まさしくその通りだと思います。

    今のラノベも、読者層に合わせて読みやすさやノンストレスに特化したものだと思います。
    ただ、個人的には
    「昔のラノベはもう少し文章やストーリーに密度があった気がする」
    「もっとズッシリしたものが読みたい」
    「『ラノベ』というジャンルの中身が変わってきていないか?」
    という違和感がありました。

    また、
    「『スキル』『数値』『ステータス』などの単語が出てくる作品は自分向けではないな。なぜだろう?」
    という感覚もありました。

    そのモヤモヤを言語化していただいたと感じます。とてもスッキリしましたし、
    「同じ気持ちの方がいらっしゃったんだ!」
    と勇気づけられました。

    『ラノベ』のイメージは世代や読む環境によって変わるのかもしれませんね。
    個人的には富士見ファンタジア文庫などが『ラノベ』のイメージでしたが、もちろんこれに限らないと思います。

    『ゲームファンタジー』のカテゴリー新設、大賛成です。
    とても素晴らしい視点だと思います。

    乱文失礼いたしました。
    これからも応援しています。

    作者からの返信

    鈴乃さん始めまして。
    文章読むのも意見を聞くのも好きなのでとても嬉しいです。
    とても長くなりそうですが一つずつ返させていただきますね。

    >「昔のラノベはもう少し文章やストーリーに密度があった気がする」
    それは確実にありますよね。
    今のラノベが好きな方に配慮して極端な表現は避けましたが、昨日も書籍化したという原作を見に行ったらもう……
    なんというか表現力や中身がスカスカでですね……びっくりしました。
    千差万別ではありますが、作家というより「コミック化のためのシナリオライター」みたいな作品もたくさんあるなと感じました。

    読書に馴染みのなかった方々が読むことに興味を持つのはとてもよいと思うのですが……そこから発展してくれい、と。
    逆に密度の低めの作品がどんどん増えてランキングを埋め尽くしている時もあるので複雑な気分です。

    >『スキル』『数値』『ステータス』などの単語
    >自分向けではないな。なぜだろう
    実は私はそれなりにゲーマーだったので、そういう小説が書けないこともないのですが、自分なりに更に考えた結果、もやっとする理由はその手の作品の多くは
    「きちんと論理的に世界が成り立っていない」
    というのも大きいのではないかと。
    それなりにずっしりした内容の作品を読んできた人には、いきなり神が転生させたとか、現代に女神がダンジョン作ったと書かれても

    ( ゚д゚)ポカーン

    となるのではと思います。
    全てにおいて理由や動機付けがされていない作品が多いのが、もやっの正体でもあるかなと思いました。
    あくまで私見ですし、そうではない作者さんもきちんといるとは思います。
    でもきっと、きちんとそこまで世界観を練り込んでいる小説だったら鈴乃さんのような方でも、娯楽としてなら読めるんじゃないかな?とも思います。
    結局、きちんと説明して!という日常でもある もやっと感に近い気も(苦笑)

    >「同じ気持ちの方がいらっしゃったんだ!」
    たぶん、言えないんだと思いますよ…
    作家が言えば不評を買うリスクが高いですから。
    どちらかを重視しろという話ではないので言いましたが(笑)

    >『ラノベ』のイメージは世代や読む環境
    今の主流はゲーム世代だから、というご意見もありました。
    それはそれでいいと思います。たぶん、問題はそこじゃないだろうなと思ってます。

    >富士見ファンタジア文庫
    私も富士見ファンタジア好きでしたが学生当時、同級生に「難しい」と言われる作品もあったから、そこはもう、今からすると文学的な域なのかもしれませんね。
    更に作品や世代にもよるかもしれませんが。

    どんな世代がいるにせよ、ちょっと前のラノベ作風も今のラノベ作風も、存在するからにはそれぞれ好きな人たちを大事にする仕組みはあった方がいいよねと思います。

    それでもって私は富士見系のがやはり好きだったのですが、新旧どっちも融合したらいいんでない?(もちろん設定はガンガンに叩いて)と、ちょこっと今試行錯誤中だったりします。
    もやっとするものには挑戦したい気質があるらしく…
    これから「これ」が定番になるのなら、一度くらいは飛び込んでみてもいいかなと。
    納得いかないなら自分で納得できる作品を作ってみようかなと。


    せっかくなのでご意見もっとお聞きしたいところですが相互機能はないのが残念です。
    感想ありがとうございました。楽しかったです。

    長文失礼しました。


  • 編集済

    わりと人気なので配信系のジャンルが欲しい……

    作者からの返信

    そうですね。ダンジョン系を見るとタグにほぼ「配信」と入っているので現代の方はゲームファンタジーより配信系であることが分かりやすい方がいいかも。

    視点が違う方からのご意見は更にアイデア出そうになるので有難いです。
    ありがとうございます(´▽`*)