私自身、モノを擬人化して物語を書いたことがなく、そういった類の話もあまり読んだことがありませんでした。「眼鏡」はタイトルの通り、擬人化された眼鏡の視点でストーリーが進んでいきます。眼鏡をかけている主や、主を取り巻く登場人物へ湧き上がる眼鏡の感情・ツッコミなどの言語表現が面白かったです。ぜひ、読んでみてください。翡翠さまの他の作品も読んでみようと思います。