学校に行って突如、異世界に飛ばされた。魔法が苦手な劣等生の俺は召喚魔法を使って魔王を討伐する。※(アルフアポリスでも連載中)
毛利直人
第1話 修学旅行でバスの移動中に異世界に飛ばされた!
俺は愛媛県松山市の県立農業高校に通う冴えない男子高校2年生の山崎大観だ。
季節は秋に変わったばかりの10月上旬に、俺が通う農業高校は日本の首都東京に修学旅行に来ている。
愛媛県から東京都に飛行機に乗って移動し、羽田空港に到着。
そして東京都内のホテルに宿泊するため羽田空港から貸切のバスで移動している。
「ぶっちゃけ、これが日本の首都の東京なの?」
「松山市と、そんなに変わんないよね~!」
女子がバスの窓から見える景色を見て好きな事をほざいている。
「うるせえな~女子共がうるさくて居眠りもできなやしね~」
山崎は飛行機に乗って乗り物酔いで気分が悪くなったからか機嫌が悪い状態でバスの席に座っていた。
山崎が窓の外に目をやると東京の超高層ビル群が目に飛び込んで来た。
「愛媛はビルの高さが制限されているから、こんな高層ビルなんか無いよな~」
「やっぱ東京って凄えな~!」
山崎が窓の外の風景に見とれていると、バスの車内が煙に包まれた。
「うわっ!」
「何だ、この煙は!」
バスの車内にいた同級生達が大声を上げる。
「キヤー!火事よー!」
同級生の女子達は口々に叫び声を上げた。
「熱いな~!」
山崎はバスの車内で起きた火災の影響なのか?息苦しさと皮膚が照り点く様な感覚に体中が襲われていく。
「息ができない......!」
「苦しい.....!」
山崎は意識が薄れていく.......
「まさか、修学旅行中に死ね事になるなんて.........」
山崎の視界は完全に闇に支配されていった................
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