第12嘆き おぜぜの話

 ずんだもんに歌をカバーさせる動画はいいね。あれはいい物ですよ。

 変な動画でやられ役(またはヘコり役)を演じてるイメージが強くて、普通にかわいいものとして愛でる感覚が無かったんですが、考えを改めました。

 初音ミク以降において基本的には達者に歌わせることを主眼に開発されてきたであろうボカロの歴史の中で、技術的な困難による不作為のたどたどしさではなく、あえてキャラクター性としてそれを売りにするということを本格的にやっている、新時代を切り開き得る存在なのではないかと思います。すいませんボカロとか全然知らないのにてきとうに言いました。

 でもやっぱり、ずんだもんはあんまり上手に調教しないで、ちょっとへたっぴに歌わせるのが良いと思います。


 そんな話はともかく。

 結局、カクヨムオンリーであることをやめて、例のあの老舗ウェブ小説サイトにアカウント登録をし、異世界ファンタジー小説のほうを掲載することにしました。

 そして驚くべきことに、あっちのサイトではペンネーム(ユーザーネーム)に半角カタカナが使えないということが判明してしまいましたよ……

 サイトごとに名義が違うのは問題なので、こちらでもペンネームを全角にすることになってしまいました。古のネットカルチャーである半角カタカナはスマホ時代には許されないのですねぇ…… アイデンティティーを奪い取られたような気持ちです……。


 以前多サイト掲載は執筆ペースを取り戻してからと書いたんですが、結局そうなる前に、連続更新を100日でストップし、3日のお休みをもらって多サイト掲載に踏み切ることになりました。

 理由はと言えば、最近、新規読者が全然ついてないという事です。第1話のPV数が微動だにしない。一度読んだ人が続きを読んでくれてるのは普通にうれしいんですが、そんなのに満足していてはいかんという現実がありまして。


 カクヨムからの通知で、5月分の獲得リワード(ポイントみたいなもん)を知らされたんですが、改めて計算してみると、全作品合わせた総獲得PVが月800いくらで、ようやく25リワードくらいもらえてる感じなんですね。日本円に換算すると、うまい棒2本が消費税込みで買えるかどうかという感じ。

 うまい棒がちょくでもらえるなら全然いいんですが、リワードを実際に有価物(なんかアマギフカードらしい。もらったことないのでよくわからない)に交換するには最低でも500リワード溜めなきゃいけないそうで。しかも、交換するには期限があるんだとか。

 このままのペースでは、交換する前にポイントが消えてしまうんじゃないかという危惧があるのです。


 いや、別に私はいいんですよ? そんな、コンビニ弁当1個も買えない金額欲しさに何十万文字も文章書いてるわけじゃないし。

 でも、この記事と違って、小説作品のほうには広告つける選択をあえてしてるわけです。

 読者の皆さんに多少なりとも煩わしい思いをさせて、そうして獲得したリワードなわけです。(見て心地よい広告もあるかもしれないけど)

 それを無駄にして、雲散霧消させてしまうのはやっぱり駄目でしょう。読者の皆さんが積んでくださったものは、やっぱり有効に活用しないと嘘でしょう。


 じゃあ広告無しにしたらいいんじゃねえの? って意見もあるかもしれないけど、それはそれでおかしいような気がするんですね。だって、そうしたらカクヨム運営側に利益が一切発生しないって事でしょ?

 サイト維持する経費ってタダじゃないはずなんですよ。

 私たちがカクヨムという表現の場を利用させてもらえるのは、カクヨムがちゃんと利益を上げて(実際黒字なのかは知らんけども)運営されてるからなわけで、それを考えないで自分勝手に広告表示させないっていうのは、カクヨムに対する背信なのではないかと思うわけです。読者も大事だけど、カクヨムも大事。そう考えて行動しないと、誰も書けないし読めなくなります。

(広告非表示にできるのはカクヨム側がそうできるようにしてる仕様なので、非表示を選んでいる作者さんを非難したいわけではないです。書籍化とか、他にも何か私には分からないルートで利益を渡せてるのかもしれないし、断言はしません)


 まあつまり、一人でも多く読者を獲得するため、形振り構わずできることをしようと決意し、な○うでの掲載に踏み切ったわけです。

 あっちのサイトにも迷惑にならないよう何か考えますよ。

 人気が出たら挿絵募集企画とかしてみたりしてね。

 カクヨムではあまり見ないけど、あっちでたまに見るでしょ? 挿絵。


 まあこの記事には引き続き広告は付けないですけども。

 上で書いたことと矛盾するかもだけど、こんな記事で利益出そうってのはねぇ。

 こんなダラダラした記事はダメだし邪魔だから消せと運営に言われたら、まあ消しますし。本当はちょっと名残惜しいけど。

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