あとがきへの応援コメント
読ませて頂きました!
私も、いじめをテーマにした短編を書いたことがあるんですが、これほど深く潜れませんでした。
3話を読んで思い出したことがあります。
現実にも、欧米の一部では、いじめた側の生徒をカウンセリングするシステムがあるらしいですね。
いじめてしまうくらいに、心が病んでいると判断してのシステム。
3話の彼も、明言はされていませんが、どうやら父親に暴力を受けていた可能性がありそうです。
だからといって、他の子をいじめて良い理由にはなりませんが、その家庭環境を調査する必要もあったのかなと思いました。
もちろん、この作品のテーマを考えたら、そこを描く隙は無いとは分かっています。
意見が欲しいと、あとがきで仰っていたので、こうして長々と書いてしまいました。
最後に。
この難しいテーマで小説を書いてくれてありがとうございました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
まあ、こうして書き直すきっかけになったのが
一回改稿前のやつを批評に出したんですわ。
で、酷評
「ものすごく嫌な気分になった」
「ただの酷いサディズム」
「方向性が分からない」
そんな感じで。
改稿前は交通渋滞起こしてたんですよ。全2話で。
1話目が法律のせいで、空気読めなくて嫌がられてる生徒が欠陥人間指定されてしまう、と言う話で。
2話目が、一応送られるに足る人間ではあるんだけど、こいつがこうなったのは果たしてこいつだけの責任なのかね?
そんな感じ。
1話目と2話目に共通項が法律以外無く、内容の交通渋滞。
読者に言いたいことが伝わらず、ただ嫌な気分になる。
そういう話。
なので整理して書き直したんですわ。
本作の3話目の問題生徒ですが、彼は全く反省してません。
本心から自分は被害者であると思ってます。
本人的にはいじめている気は全く無いんです。
指導してやってる。
反省が無いから制裁を加えた。
マジでこれで。
親が気軽に暴力を振るうので、自分も自分より弱い人間相手に同じことをする。
本人的には善意で。
こう言う事例がわりとあるそうで。
なので、問題の彼の家庭環境のモデルにさせてみました。
仰る通り、家庭環境を調べる必要があったんでしょうね。
本作では調べられることはなく、そのまま家庭崩壊させられて終わってしまったわけですが。
最後に、ここまで読んでいただき感謝です。
あとがきへの応援コメント
作者様、独自の倫理観を展開されていましたね。非常に偏ったやり方ではあると思いますが、確かにそうした抑止力的な制度が必要になる時もあるのかもしれませんね。
作者からの返信
読んでいただき感謝です。
まあ、あとがきでも書いてますけど別にこうした方が良いって言ってるわけでは無いので。
ただまあ、現行のやり方では、いじめの被害者が大人になってから弱者を踏みにじる人間になった場合
「それの何が悪いの? 俺はずっとこうされてきたんだけど? 歯を食いしばってここまでになった俺を非難するのは違うんじゃない?」
……こう言われたら、ぐうの音も出ないだろうなという思いはあるのは本心ですけどね。
だって、自分は誰にも助けて貰えなかったんだから。つまり、弱者は踏み躙られるのが真理であるって教えて貰ってきたわけですよ。