第31話 3rdダンジョン Ⅲ
:うええええw
:男かよwww
:男ww
:しれっと登場してて草
:??
:なんで男?
:彼氏www
:疑惑確定ww
:誰や
:どなたですか
:ワデアどうしちゃったの?
:あーあーw
:荒れそう
「こちら。本日一緒にダンジョン配信してくださるエデンさまですわ♪」
「皆さんはじめまして。こんにちやっほー。
:こんにちやっほーww
:は?
:草
:ダルい
:名前すごいなw
:閃光の最終旋律wwww
:無理だわこいつ
:ワデア嬢がコラボとか初じゃね?
:ワデアスト涙目ww
:なんで男なんや
:エデンてww
:ワデアちゃんの隣りに男。うわぁ・・・
:マジで誰?
「エデンさまとは、とあるご縁がございまして。本日はご一緒におコラボ配信させていただく運びとなりましたの」
「本日はどうぞよろしくお願いします」
ボディコンソールに表示された同接数は3405人。
今もすごい勢いで伸び続けてる。
:男とコラボかぁ
:きっつ
:とあるご縁って?
:あまりにも酷やでw
:それより彼氏なん?
:男キモっ
中には鋭いコメントもいくつかあって。
わかってるんだろうな。
ワデアさんはドローンに向かって背筋を正す。
「皆さんもいろいろ見聞きしてご存じかと思いますが。きちんとこちらで説明させていただきますわ。前回、配信終わりに映り込んだ殿方がいらっしゃったのですが・・・。それは、こちらにいらっしゃるエデンさまでしたの」
:だと思ったw
:彼氏確定しちゃった?
:まじ!?
:これは荒れるw
:アンチうざい
:ちゃんと話してくれてありがとう
:完全に彼氏やんww
:ワデア嬢のこういうとこすき
「エデンさまは、わたくしが記憶域シヴァドラゴンに襲われていたところにたまたま遭遇して助けてくださったんですの。今回はそんなご縁もあって。エデンさまとご一緒に配信させていただくことになりましたわ」
:危なw
:ウソやろ!?
:うわああああああああ
:無事でよかった
:徘徊種に襲われてたんか
:よく倒せたなw
:彼氏つよつよ
:シヴァドラゴンに襲われてた!?
:よかったぁ~。無事で。
:ほっ
:記憶域シヴァドラゴンとか鬼強いで
:これは衝撃
:徘徊種?
:ワデア嬢危なかったぁーー
:なんか作り話っぽい
:ありがとうエデンニキ!
:ガチで死ぬところやったやんw
:危機一髪だね
:ワデアちゃんが生きててよかった
:彼氏のおかげだわ
:エデンすげえええ
「それと。この件についてもきちんとお答えしておきますわ。申し訳ありませんが、皆さんの憶測は間違っておりますわ。エデンさまはわたくしの命の恩人。エデンさまがわたくしの彼氏だなんて・・・おこがましいにもほどがありますわ」
:うんうん
:ですよねー
:【朗報】彼氏じゃなかった!
:信じてたよ
:信じてたぞワデアぁぁ!
:アンチ敗北www
:だよね
:俺は信じてたぞ
:ワデア愛してるーー!!
:必死で連投してたヤツww
:本当なの?
:まあ人見知りのワデアに彼氏なんかいるわけないよなw
:知ってた
:コラボまでしてさすがにムリくね?
:信者軽く見られすぎw
ぴこん。
そこで。
聞き馴染みのない音がワデアさんのボディコンソールから響く。
どうやらスパチャが投げられたみたい。
しかも高額の赤スパだ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます