山底のブランカ
高間 哀和
全て私のせい
※ほぼメモ、この次から本編になります。
痛みに耐える絶叫、治療という名の地獄への片道切符、その地獄の名は戦場だった
大気が震え、音が消えた、瞬きをして目を開けた頃には歪んだ大地と少し前まで兵士だった死体達のみがそこに広がっている
惚けていると遠くの方で何かが動く影が見えた、もう助からないのは分かっていた、でも、私はどうしても助けたかった、急いで駆け寄ろうとした。
だが私の体は激痛が走るだけで、体を起こす事すら出来ない。
ここから先、私の記憶は途切れている
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