十二 選択への応援コメント
古事記の神話の中に火中で三皇子を産んだコノハナサクヤヒメの物語が語り継がれていますね。
夕星が産んだ三皇子については生き延びるためとはいえ、火の神の裔として螺良に取り上げられてしまい、ほんとうに可哀想ですね。産み終えたら死ぬという呪いの通りにはならならず生き長らえることができても、心身ともに痛々しい状態の夕星にとっては壮絶で悲しい宿命だったと思います。
作者からの返信
ずっとご覧いただき、ありがとうございます!
コノハナサクヤヒメの神話、そうなんです、後の名前にも繋がっております。
凄絶な思いをして産んだ子どもと離れるところは、書いていながら「もし自分だったら耐えられない」と思っていました。。
一方で螺良の最後の矜持がそこにあることもわかっているし、生きてもらうためにこそ離れるという背景もあり。
破れかぶれの状況ですが、また新たな場所へ向かって走り出しました。
二 朔夜への応援コメント
完結、おめでとうございます。
辛く悲しい別れを何度も経験してきた夕星ですから、葉隠と再会できて、今度こそほんとうの意味で護ってもらえるようにと思いました。
日本神話の格調と趣きが伝わる物語をありがとうございました。
作者からの返信
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
力を失った途端に追われなくなると言う皮肉な展開ですが、代わって新たな力を手にした鷹彦がずっと隣にいてくれることでしょう。
こちらこそ、いつも中澤様のつけてくださるハートが励みになっておりました!
こんなニッチな作品に笑、お星様やフォローまでいただきありがとうございました!!