12日目:禁断の呪文を唱える
ウィザードリィの世界では、魔法使いや僧侶等、レベル13ですべての呪文を習得できる仕組みになっています。
でもですね。
賢さ18あるうちの魔術師くんが、レベル13に上がったのに、マラー(マロール)の転移呪文1個しか覚えなかったのは何故ですか~?
魔術師系の最高の攻撃呪文・ティルトウェイトと、マハマン(大変異)はどうした!?
バグじゃないのか。
信じられない思いを抱きつつも、覚えなかったものは仕方がないよね……。
次のレベルアップ時には、ティルトウェイトとマハマンを覚えてくれるだろうと期待。
しかしながら、本当に経験値を稼ぐのが大変。
迷宮の10Fでも、一人当たりの経験値1000ぐらいだからね。
そうしたら。
たっくさん経験値を持っているジャイアント系(巨人)の、ポイズンジャイアントが4体出てきました。
初めて遭った敵ですね。
巨人というだけにやはりでかい。でかいといえば、西洋の草刈り鎌みたいな物騒な武器を持ってる。
そうこうするうちに戦闘へ。
あっ! 何? この緑色のモヤみたいなのは!?
ポイズンっていうから毒霧か? HPがみんな平均40ほど持っていかれたんですけど、って!
またその毒霧を使うか~!!
ああ、体力の少ない君主が死んでる~。
いや、盗賊なんてHP1でかろうじて生き残っているし。
前衛・侍の二人もHP20あるかないか。
さて、ここは思案のしどころです。
僧侶はマディ(体力全回復)を唱えられるけど、一人にしかかけられない。
あの緑のモヤの全体攻撃をまた食らったら、確実に全滅します。
一か八か。
魔術師の禁断の呪文――ハマンを使ってみることにします。
ハマン(変異)は、唱えた者のレベル1を代償にして、神々のサポートを得る呪文です。
ただしどんな結果になるかわかりません。
全滅したら、タイトル画面に戻して一個前のセーブデータでやり直そう♪
魔術師に「ハマン」を唱えさせました。
そうすると「本当に唱えますか?」って確認画面が出てきた(笑
リメイク版、ほんと親切設計。
「はい」を選んで唱えます。
そうすると、ラッキー! パーティー全員のHPが8割方回復しました。
(流石に死人は蘇らせてくれなかった)
カシナートの剣も今は2本手に入ったので、生き残っていた侍達がポイズンジャイアントを仕留めてくれました。
おお。
ジャイアント系の経験値は多いときいていましたが、一人頭25000ぐらいもらえました!
侍二人がこれでレベルアップです。
ということで、戦闘は切り上げてリルガミンの街へ戻ります。
「ハマン」の呪文に助けられましたが、その代償として魔術師のレベルが12に下がってしまいました。
これを13に上げるためには、15万の経験値を稼がなくてはなりません(げっそり)。
でもおや? 呪文を唱えたのにハマンは覚えたままになっています。
使用したら忘れる(消える)ことがあるんですけど。
そしてまたまた死んでしまった君主を寺院で蘇らせた時。
これもリメイク版ならではの神対応がありました。
レベルが下がったキャラも、寺院でお金を出せば元のレベルに回復できるんです!
お金はいっぱい持ってますよ♡
ついに60万GT超えてしまいました。
魔術師のレベルを13に回復するのに必要な金額は12500GTでした。はっは~余裕!
よかったね。魔術師。本当に君に今回は救われたよ。
必要な経験値が戻ったので、宿屋に行ってレベルアップさせます。
パパパ~パラッパラッパー(ラッパの音)
魔術師くん、レベル13に戻って……ああっ!?
呪文が…呪文が。
「ティルトウェイト」と「マハマン」を覚えたぞ!!
こういうことってあるんですね……。
レベル14を待つことなく、魔術師系の呪文はこれで全部覚えました。
いやあ~なんか、良かったのか悪かったのか。
いろいろ驚かされた日でした。
困った時は、「ハマン」「マハマン」禁断の呪文は、惜しまずに使いましょう。
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