猫と夕暮れ

ネコとろ

第一話

不良1「おらっおらっ」

不良2「何睨んでんだよ!生意気だなァ!」

バンッ

不良1「お前はサンドバックなんだよ!」

バコンッ



不良2「今日はこんなもんにしといてやるよ笑」

不良1「いつ呼ばれてもサンドバックになれるように準備しとけよー笑」


毎日のようにイジメられる日々

こんな生活耐えられないよ…



「ただいまー…」

そう言っても何も帰ってこない…

僕はどこにいようとも一人ぼっちで味方なんかいないんだ、


――次の日――――――――――――――――――

…朝が憂鬱だ

今日も学校に行ったらサンドバッグだ…

…あれ?いつから学校が苦しい場所になったんだっけ

苦しむために学校に行くのになんの意味があるんだろうか…

今日だけ、今日だけは休もう

「…もしもし、本日体調不良で欠席させていただいてもよろしいでしょうか…?」

「『主人公』が体調不良か、珍しいな笑!ゆっくり休んで早く学校に来るんだぞー笑」

優しさが心に染みて痛い…

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