タイトル[映画やアニメ、漫画などの絶対零度とは現実的に考えて]

絶望を超越するもの

タイトル[映画やアニメ、漫画などの絶対零度とは現実的に考えて]

俺たち2人の男はいつものように

学校の空き部屋で飯を食いながら話をしていた。


「空想科学の話をしよう今回私が持ってきた話は絶対零度についてだ」


「絶対零度は現実的に考えるとどんなものになるんだ?

俺の知っている限りで言えば

絶対零度は原子が動かない静寂の世界で認識なんだが?」


「絶対零度とはマイナス273.15度の冷却の限界とされる温度であるが

これは理論値であって現実には絶対零度に到達することは不可能であり

何故ならば原子や分子からそのもの以外のエネルギー全てを取り去る事は

出来ない出来るという方が変な話です

空っぽのはずの真空がゆらいでいるのと同様

最低温度の世界も小刻みにぷるぷると運動しているものと見ています

原子や分子がかすかに震えている状態エネルギーが

最低の状態においても依然として残る振動をゼロ点振動と呼ぶ

そして絶対零度より低い温度を持つ物体がなく

断熱膨張によって内部エネルギーを放出させて温度を下げる方法を

用いたとしても無限に膨張させることができなければ

厳密な意味での絶対零度には到達できないからです

実験室ではほぼ絶対零度の0.000000000038K(ケルビン)まで

温度を下げることに成功とかは実現しているらしいですけれどね

そして絶対零度が行われるとあらゆる原子の動きは完全に停止する

分子の動きが停止すると物質は原子結合維持出来ず消滅する

つまり絶対零度になったその瞬間にその物質は消える

厳密には素粒子は存在しているので物理的消滅したわけでは無いが

化学的観点からみればもうそれは無いだから

絶対零度を観測することは不可能だなぜなら観測した

その瞬間にそれは無くなってしまう

ちなみに南極で記録された最低気温が89.2度

低温物質としてよく知られる液体窒素が196度

宇宙空間は宇宙マイクロ波背景放射によって

絶対零度には至らないから270度だ

最も冷たい物質はヘリウムが270度前後である」


「それは絶対零度が起こったのなら相手は絶対に死ぬし

絶対零度以下は無いしなんなら固まる表現するも間違いだってこと?」


「そうなる」


「絶対零度に勝つ熱は存在しないのか」


「熱には温度の限界が無く絶対熱は無限の温度だが

絶対零度は273.15度と言う数字にとらわれずに

本質を見るとそれは零だから絶対零度が勝つんじゃ無いのか?

いやだけれど無限だから絶対熱が勝つんじゃ無いのか?と

俺は思っているけれどわからないと言うのが現状ですね」


「絶対零度の本質は零?」


「絶対零度の本質は全てが止まることであり全てが零になる事なんですよ

それなのにマイナス273.15度と言われているのはセルシウス度が

絶対零度の発見よりも前のものだからなんですよだから

ケルビンと言うものでは絶対零度は零として扱われているんですよ」


「そうか」


「そうかとはなんだそうかとは!」


「なら俺はなんと返すのが正解だったんだよ?

まあおそらくはまあ同じであれだろうけどな」


「そうそれは当然、何とそうであったのか俺は感動しただ!」


1人の男はキメ顔でそう言った。


「そうなのか〜〜」


「そうなのだ!」


「そうか」


「そうなではない!こうなったら更なる空想科学の話を


「時計を見ろ」


「そうかもう時間か」


そう2人が話をしていると昼飯の時間が終わりに近づいていた。


「2人とも食べ終わったし教室に戻るぞ」


「チッなら空想科学の話はまた明日昼飯の時間に話してやる!」


「何故今回も今日中じゃ無くて明日の昼飯の時間なんだ?」


「それは新たなる空想科学の面白い話をネットで調べるからだ!」


「今話を持ってるんじゃないのかよ?」


「持ってはいるだがもっと面白い話が手に入るかもしれないからな!」


「うん?………前も俺たちはこんな会話をしたようないや気のせいか?」


そう2人は話して教室に戻った。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

タイトル[映画やアニメ、漫画などの絶対零度とは現実的に考えて] 絶望を超越するもの @qwertyuiop10025252

★で称える

この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。

カクヨムを、もっと楽しもう

この小説のおすすめレビューを見る

この小説のタグ