タイトル[自分の書いた小説が店に置いてあった]

絶望を超越するもの

タイトル[自分の書いた小説が店に置いてあった]

これは私が小説を見て仕事をして小説を書いて寝る

そんな途轍もない幸せな毎日を送っていた時に体験した出来事である




◇◇◇




私はある日、古本屋で新なる面白い本を探していると

そこには一冊の本があったタイトルは「メリーさんは浅瀬で死ぬ」

それは私が書いた並行世界を移動して己の死を回避する方法を探す

ネットで投稿した小説と同じ名前であった

それを見た私は何か運命のようなものを感じてそれを買って帰って来た

そして私がそれを読むとそれは驚くべきことにこの小説は

自分がネットで投稿している小説でそれが何故か本となっていた

これは一体どうゆうことなんだ?と私は思った

そう思った私は次の日にその古本屋に行って店員にこの本について聞いたら


「さあ私に聞かれてもわかりかねますね」


そう言われたなら誰ならわかるのかと聞くと


「店長ならわかると思いますけど

店長は今日は休みですので明日に来てください」


そう言われた私はこう聞いたこの本の続きや

「がしゃどくろは天を越えれるか?」や

「ウカノミタマは歩くことができるか」と言った本はここに売っていないかと


「それならば売っていますよ」


そう言われて案内された先には「メリーさんは浅瀬で死ぬ」の続きと

「がしゃどくろは天を越えれるか?」

「ウカノミタマは歩くことができるか」の本が複数置いてあったので

私はそれを買って家に帰って早速それを読んだ

それは途中まで私の知っているネットに投稿している内容であったが

途中からネットで投稿していない私すら知らない内容がそこにはあったが

それは間違いなく私が私だけが知っているまだ誰も知らない先の展開だった

それが三つの作品全てにあって全ての作品が完結まで行っていた

私は更に深まった謎に頭が混乱していたそして次の日にその古本屋に向かうと

そこには古本屋では無く見知らぬ一軒が建っていた

そのため私はその家のピンポンを押したが反応は一切なかった

そうして私が家に帰るとそこには知らない本が増えていたタイトルは

「アナエルは自殺する」と「ナッキは虐めをどうにか出来るのか?」であった

私はそれを読んだそれを読んで確信したこれは未来の自分が

書いたものであるとそしてもう完全に意味不明で壊れた私は手に入れた

小説の内容と出来事を全てネットにアップして寝た

そして次の日に起きるとそこには部屋を埋め尽くすほどの本が置いてあった

そしてそれを全て少し読んでわかったこれらも全て己が書いたものであると

そしてそれはあまりにおかしいことであるともしもこの本が

未来から送られていると言う意味不明の事柄なっていることとしようだが

そうだとしても辻褄が合わないこんな数の本を生涯かけて

私が作れるはずがないあまりにも多すぎるこんな1000冊を超える数を

作れるはずは無い………………わからない本当にわからないだから

私はこの1000冊を数週間かけてネットにアップした

そして寝て起きたらそこには本が一冊もなくなっていた

そしてネットを開くとそこでは私がネットにアップしたもので

私がとてつもないほどに話題になっていたが

私にとって有益となる情報はありはしなかった

そこで私は家を出て古本屋があったところに何故か建っていた家に向かおうと

家を出るとそこは全く知らない街並みだった

そこでこの場所が何処かをパソコンのマップで調べると

色んなものの場所は知っている限りの全てが変わっているが

町の名前や県や日本などそう言ったものは変わっていなかった

それを見て私は思った何故私が作れるはずのない1000冊を超える数の

本を作れたのかそれは並行世界から集めたものではないのかと考えた

そして私は今も並行世界を移動しているだから色んなものが

変わっているんだと思っただがそれならどうすれば

この現象から抜け出すことができるのだろうと私は考えた

そして私はわからないと言う結論を見つけ出した

そしてそれからも色んな並行世界を巡った

それは町の地名も県の名前も変わったり日本の形が大きく変わっていたり

世界の大陸が一つになったり海が無い世界だったりと色々で

そして私は頭がおかしくなってそれから逃避するために酒を飲んだ

そして私は初めて酒の飲み過ぎてそして起こるとそこは真っ白な世界だった

そしてそこには何かがいた私は言った貴方様は一体何者なのでしょうかと

そうすると何かは言った


[我は人に仏と呼ばるる色この三千大千世界を収むる色

何時はこのよく出来事を本来見聞する色ならざりしされど何時は言霊操り

神や仏の領域に入りてみせし故に君は十界を地獄界、餓鬼界、畜生界、

修羅界、人界、天上界、声聞界、縁覚界、菩薩界、仏界の

永劫の世界をありききされど

そは何時の望むところではないもの何時が望まば

何時の言霊は無くなるされどそはあたらしきことされど

捨てぬと言ふは修羅の道を歩むと言ふことはいづれの道を選ぶ]


それを聞いてわかったこの方は仏様であるとそしてこの力は言霊

「メリーさんは浅瀬で死ぬ」は並行世界を移動する小説だから

私の無自覚の言霊の力によって並行世界を移動するようになったんだ

それは凄まじい力だがこの私にその力の重みに耐えられるほどの

覚悟はあるのかと今私は問われているそして私は考えた末に言った


「この力は私には不要です」


とそう言うと仏様は言った


[あひわかれり]


とそして私は日常に戻った、あの時に体験した出来事の証拠は何も無く

それはまるで夢だったのではないのかと思う日もあるだけれど

あの出来事は間違いようも無く現実であの選択も間違いようは無く

今も昔も私は幸せに小説を見て仕事をして小説を書いて寝る

そんな日々を送っている

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