年功序列がない拳と魔法の世界にTS転生する
@sennkinn
始まりの章
第1話 転生と修行
スーパーで働くフリーター、田中次郎(25歳)は。
物価高に喘いでいた
「給料も多少は上がって居るけど、やってられないぜ」
給料は上がって居るけど、物価高でそれ以上に物価が上がる。
おかげでこっちの生活はあがったりだ
俺はスーパーのパート終わり、スーパーのおばちゃんと雑談する
「家計がきついわよ、子供の学校代もあるのに。
物価高で」
「おばちゃんも大変なんだな、でもまぁ頑張るしかないよな。」
ちなみに俺はおばちゃん相手でもタメで話している。
バイト仲間の先輩にもそうだ。
自分でも、かなり生意気な奴だと思う
が、気にしてないっぽい
懐の広い職場で助かった。
「頑張っても給料は上がらないよ」
「それはこっちも同じさ…」
頑張っても給料は上がらない。
厳しい。
「それじゃ俺あがるわ。」
「私もあがろうか、途中まで一緒に帰ろう」
俺はおばちゃんと一緒に帰る事になった
俺はおばちゃんと一緒に雑談しながら道を歩く
その最中
トラックが突っ込んできた
「おばちゃん危ない!!」
俺はトラックに轢かれそうなおばちゃんを突き飛ばした
「え?」
おばちゃんは突き飛ばしたが、俺はトラックに轢かれる
大きな音がした
全身が熱い、意識が無くなって行く
おばちゃんの声が聞こえる
「だい、じょ、ぶ、か、い?」
大丈夫かい?大丈夫じゃねぇよ。
体が熱いんだ、意識がなくなるんだ。
俺は、死ぬ。
俺は意識を手放した。
俺は気が付くと、女の人に抱きかかえられていた。
銀髪ゆるふわロングヘアーの美女だ
美女は言う
「生まれたよ~、女の子だよ」
銀髪ショートヘアーのワイルドおじさんが言う
「女の子か、魔法拳士に育てたいから男の子がよかったのだが。」
これは今話題の異世界転生と言う奴か?
俺は異世界の女の子に転生したのか?
「女の子でも強くなれるよ~、女だからって弱い訳じゃない」
「そうだな、お前がそうだしな。」
この2人は俺を強く育てたいらしい。
俺は強さなんて求めてないんだが、どうなる事やら
「とりあえず名前はどうする?」
お父さんらしきワイルドおじさんが、母親らしき銀髪ゆるふわロングヘアーの美女に聞く
「名前はライラがいいんじゃないかしら?」
「ライラか、かわいらしいしいいな。」
こうして俺の名前はあっさりライラに決まった
ライラ、女の子の名前だ
本当に女の子になったんだな。俺…
私が5歳になった時、魔法拳士になるための拳の鍛錬が開始された。
私は魔法拳士になんてなりたくないんだが、半ば強制的にだ。
ちなみに私は銀髪ショートヘアーのかわいらしい娘に育った。
「とりゃぁああああああ!!」
そのかわいらしい私はお父さん、銀髪ショートヘアーのワイルドおじさんにかかって行く
お父さんはパンチをあっさりかわした
そしてカウンターパンチを仕掛けて来た
ものすごい速度で見えなかった。
「ぐはっ!!」
私は地面に座り込む
痛い
「少しは手加減しろよ」
お父さんは笑顔で言う
「手加減してこれだぞ、本気を出したらお前は死んでる」
マジかよ
「さぁ、鍛錬を続けるぞ。
俺に攻撃を当てられるまでだ。」
それまでカウンターをくらい続けろと
「地獄なんだが?」
お父さんは笑っていった
「地獄を経験しただけ強くなれる、よかったな。」
このお父さん、鬼だ。
大事な娘の体を、なんとも思っちゃいねぇ。
こうして私は5歳ながらにお父さんにボコられる訓練を続けた。
私が7歳の時
今度は魔法と言うものの発現のための、テストが行われる
私は水に手をかざした、水が少し蒸発した
お母さんは言った
「ライラは炎属性だね~」
私は炎属性なのか?
「それじゃあ炎の属性を磨くために、魔法の修業をしよう」
「魔法の修業、それってどんなのなんだ?」
私は魔法の修業なんてやったことないからな
さっぱりわからん。
「全身を魔力が駆け巡るイメージをする
それが第一段階、その魔力を手に集める、これが第二段階
第三段階で手に集まった魔力の属性を自分の属性にするんだよ」
「一段階では駄目、順をおって修行しなきゃいけないと言う
訳だな」
「そうだよ~がんばって~」
私はまず全身に魔力が駆け巡るイメージをする。
だが難しい、途中で集中力が途切れてしま…
「えい~!!」
お母さんが木刀で叩いて来た
「きゃっ!!痛い、何をする?」
「集中力の維持だよぉ、維持
罰がないと集中出来ないからね~」
クソお父さんと言い、お母さんと言い
自分の子供をよくそんな痛い目に合わせられるな
現代世界なら虐待だぞ
まぁここは異世界だから違うんだろうけど。
とにかく私はしばらくの年月を
お父さんとお母さんの熱血修行で過ごした
「とりゃ!!」
「きゃっ!!」
お父さんからは腹パンをくらい
「とりゃ!!」
「うっ!!」
お母さんからは集中が切れると、木刀で殴られた
厳しい修行だった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます