第2話
俺のフィギュアが、ポスターが捨てられている。
「どうして、どうして、こんなことを」
義妹「お父さんも亡くなったから、気持ち悪いこんなグッズを捨てて良いでしょう」
「・・・っ、」
義姉「そうよ。あー、早く捨てたかったんだよね」
義母「これで、スッキリするね。夫も居ないから止める人も居ないし」
何を言ってるの??この人達は
「待ってよ、お父さんは残していいって言ったんだよ」
義母「夫が良いって言っても私達はダメよ。これからはこういうの買うのやめなさい」
「・・・そ、そんな」
義姉「これで、やっとキモオタから卒業出来るからいいじゃん」
義妹「クズでもやっぱりクズの絶望を見るのは楽しいよね」
俺を見て笑っている。
思い出す。
お父さんがお母さんが亡くなった時に寂しがらないようにと買ってくれたゲーム機・・・
例え、クラスや義姉や義妹達に馬鹿にされても励ましてくれたオタク
グッズ
『良いよな。別に、俺は大好きだぞ。趣味に熱中することは良いことだ。』
『そうだよ。このままゲーム作る会社とか目指せば??』
「・・・お父さん」
ごめん・・・俺はもう、耐えられないよ。
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