タイトルなしメモ書き

寂しすぎて悲しすぎて、人から背を向けて孤独の安心に逃げた。

そこにしか居場所はなかった。





久しぶり

元気にしてますか

今も雨の夜は好きですか

草の香り流れる風に身を任せてますか

もう紫色の夕陽に自分を映してませんよね

マキアートが好きなのに、誰かに合わせてラテなんか注文してないですよね

互いに惹き合うのに近付けない月を見上げて傷に触れたりしてないですよね




「賽銭は額が高いほうが良いらしい」

「何で?」

「ご利益は十倍となって返ってくるものらしい」

顔を上げて振り返った。

次の男が札を放って、盛大に鈴を鳴らした。

あれは宮司になった高校時代の友人に聞いた話だ___




風には通る道というやつがある。

半身になり避けた。

何が弱冷房車だ。

舌打ちした。

よぎる。 背中に冷たい汗。

俺のスマホは……?




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