登場人物+α紹介⑥ 『第84話 海底神殿』から第三部終了まで

  第三部 『海底神殿』以降


 *バトルジュゴン


海底神殿、第二の『海牛かいぎゅう宮』を守護する水闘士スイント


カンフーの達人。一対一の闘いを挑んできたので、水の勇者ケオルグが受けてたった。戦闘後、ケオルグにほれ込み弟子入りした。


 

 *カニマスク


第四の『大蟹おおがに宮』を守護する水闘士スイント


顔文字の様な、なんちゃって人面カニ。得意技は『蟹式冥界波かにしきめいかいは』という即死攻撃。


確定ドロップ品の『カニ足』は、食べるとバフがかかる、というファンサ5の中では珍しい食材であり、大変な美味。

 

 

 *シャトリア


第五の『猛鯱しゃち宮』を守護する水闘士スイント


得意技は『ウォーターカッター』。槍と魔法の万能タイプ。



 *マルコ


第六の『漢女おとめ宮』を守護する水闘士スイント


水闘士スイントの中でもオクトロスと一、二を争う実力者であり、ムッキムキの上半身をもつ異形のクマノミ魚人(オス)。本物のメスになるのが夢。

 

特殊なモンスターで、相対する人数が多ければ多いほど強くなる。仮に何十人もで立ち向かった場合、海月魔王はおろか大魔王よりも強くなるかもしれない。漢女最強説である。漢女式レスリングの達人で、中でも寝技が得意。



 *イソギンチャク

 

第七の『巾着きんちゃく宮』を守護する水闘士スイント


触手プレイヤーの烙印を押されてしまっているが、水吸収装備をはぎ取ろうとしていただけ。


ルイが駆けつけた時には皆そろって触手に絡め取られ、エリーのさらしはすでに殆ど解かれてしまっていた。


 

 *エビ


第八の『海老えび宮』を守護する水闘士スイント


得意技は『キャビテーション』

 


 *タツノオトシゴ


第九の『竜子たっこ宮』を守護する水闘士スイント


得意技は『落とし子ダンス』



 *ノコギリザメ

第十の『狂鮫さめ宮』を守護する水闘士スイント


得意技は『デビルズマッドシャーク』



 *アダマンタイトタートル

 

第十一の『硬亀かめ宮』を守護する水闘士スイント


高耐久力に加えて白魔法で回復までしてくる厄介な相手だが鈍亀なので余裕で逃げられる。水の大輝石を解放した後であれば、何故か白魔法を使えなくなる。


倒すとアダマンタイトのインゴットを、確定でドロップする。


 

 *セイレーン


第十二番目の『人魚にんぎょ宮』を守護する水闘士スイント


美しい人魚。得意技は甘い美声による各種の状態異常の歌。



 *海月魔王クラーゲン

 

魔王軍死天王の一人で序列第三位。

水の大輝石から根源の力を吸い取っていた。

 

元々は200年前に栄えた水の王国の神官戦士(水闘士スイント)の一人で、水の大輝石がある海底神殿の第三小神殿『海月くらげ宮』の守護者だった。


水の巫女メアリーに横恋慕していた事で引き起こした凶行で、水の王国の殆どの民の生命を贄として、クラーゲンが邪神の一部を召喚したため、水の王国は滅亡している。その時に邪神の一部を取り込む事によって、強大な魔王へと進化した。


無限再生・増殖の能力をもち、無数の触手で主人公達を苦しめた後、再び邪神の力を取り込みパワーアップしたが……。


 

 *水の巫女メアリー

 

200年前に滅びた水の王国の末の姫であり、水の巫女。


水の勇者ケオルグと恋仲だったが、横恋慕したクラーゲンが強引にメアリーを誘拐したため離れ離れに。


歴代の水の巫女の中でも水の大輝石との親和性が最も高い。クラーゲンによる危機が迫った時に、水の大輝石の奇跡により、水の大輝石の中に取り込まれ、意識のないまま現代まで眠り続けている。


種族は水竜人。ほとんど人間と同じ姿だが、眉間から短い一本角が生えている。髪の色は青で、見た目の年齢は15歳位。儚げな面影をもつ美しい少女。


 

 *シャドー


ゲーム『ファンサ5』においてはモブボスだったが、現実となった世界では魔王軍の大幹部ミスドジードだった。


暗黒パワーを操り主人公パーティーを苦しめた。


  

 *イーリアス=イデュラ=レオナルド

 

全ジョブ中、数少ない強ジョブの一角であるユニークジョブ暗黒騎士ダークナイトの武人。


高ステータスから繰り出される『暗の剣』と『黒の剣』は対人戦では特に強力であり、継戦能力の高さは折り紙付き。


全ファンサ5ファンが憧れる、仲間にしたいキャラナンバーワンでもあり、リマスター版の二周目プレイから仲間にする事が可能になった。但しその条件は中々の鬼畜仕様となっている。現実でもその強さは健在であり、ロングブリッジの死闘は苛烈を極めた。


鬼面により顔や声は隠されていたが、鬼面を取ると声も高く、物凄い美形であった。そして、その持ち物はかなり大きかった。身長は173cm。髪と瞳の色は青紫。褐色の肌に、ほんの少し先の尖った耳をしている。年齢は23歳。


とある理由により、10歳以降まともな人付き合いが出来なかった為、人とのかかわり合いに飢えているところがあり、その為か若干ノセられやすくポンコツ気味。だが、バトルでは鬼の強さとなる頼りになる存在。


破邪の剣には気に入られているもよう。


趣味は刀剣集め。


ぼっち生活を極めつつあったところに、ルイパーティーとの新たな生活が始まった事で、生い立ちのせいで思春期にできなかった人生の楽しみを積極的に取り戻している最中。


【 暗黒騎士の隠れ里とマーダ神殿での試練を乗り越え、聖騎士ホーリーナイトへと転職ジョブチェンジした。暗黒剣に加えて、聖剣技による遠距離攻撃も可能となった。騎士として、剣士として、さらなる高みを目指している。

  

寿司ネタでは大トロとイカが好き。】

 


 *のじゃロリ女神


ルイをゲーム世界へと転生させた張本神。

着物姿の可愛らしい幼女の見た目をしている。


本当に、神なのかも、どこの世界の神なのかも不明。


ルイの事を神界? からウォッチして、奇抜な行動を楽しんでいるらしい。(本神談)


【 勇者アイスが再起不能になっていたところを、復活させる手助けをした。真の目的は不明だが何かを楽しんでいるようだ。】

 

 

 *クマンモ八世


多種族モフモフ国家であり和風文化の根付く、火の国クマーソの国王。


クマの獣人。見た目はデフォルメされたクマのようでほっぺたが赤い。語尾は「〜じゃもん」


  

 *バニーガール


フゲンの街の料理屋の看板娘。着物姿のウサギ獣人。

 


 *ミイナミーニャ=マニーカ


白猫族の一匹狼。でも猫獣人。


族長の依頼で新人バカ孫パーティーの護衛兼案内人をやっていたら、その孫に裏切られて人喰い宝箱に閉じ込められてしまった。絶体絶命のところをルイに救けられる。


力自慢の白猫族には珍しく、ミーニャのジョブは盗賊シーフ。年齢は18歳で性別は女。耳としっぽだけに特徴があるタイプの獣人。


真っ白でふさふさしたミディアムショートの髪に青い瞳が印象的で、表情がくるくる変わる可愛い女の子。髪から生えている猫耳が特に可愛いく、しゅっとしたしっぽもフリフリ動いていてキュート。身長は158cm。破邪の剣はっつぁん的には合格なサイズの持ち主。

 

何より特筆すべき点は、数万人に一人と言われるリアルラックの持ち主で、運が限界突破しているところである。『ファンサ5』において『ぬすむ』は重要なスキルであり、ステータス運と密接に関わっている。そこに目を付けたルイの勧誘を受け入れた。

 

自分の事を救ってくれた恩人であるルイの事は好きだが「正直、朝の儀式にはついていけないにゃ」とはミーニャの弁である。しかしパーティー全員からの熱心なモフリを浴びて、段々と染められていっているもよう。


リーダーであるルイの事は『ボス』と呼んでいる。


趣味はストレッチと爪の手入れ。


  

 *白猫族の族長

 

獣人の一種、白猫族の族長。ミーニャの面倒をみていた時期があった。


 

 *タイガ


白猫族。族長のバカ孫で力自慢。シーフであるミーニャの事をバカにしている。

 

  

 *青いバケツの雪だるま


雪に閉ざされたスノーランド島にいた雪の精霊。


『永久氷床のかけら』を身に付ける事で雪の精霊の郷から出る事ができた。かわいい見た目とは裏腹にタフガイであり、火の大輝石のあるソーア大火山では大活躍をしてみせた。


夏に憧れるおちゃめな一面もある。語尾は「〜デス」


極熱魔王ソージーンとの苛烈な闘いで……。

  


 *極熱魔王ソージーン


魔王軍死天王の一人で序列第二位。

火の大輝石から根源の力を吸い取っていた。


元々の本体というべき身体はツーヘッドドラゴン。さらにその二股に分かれた首の根元に寄生して、身体を乗っ取ったドルイドンのネームド『タンショ』で構成された、合計三ツ首のキメラドラゴン。


ツーヘッドドラゴンは全モンスター中、一、二を争う攻撃力と防御無視の通常・・攻撃、それぞれの首からの単体・混合ブレスで襲ってくる。さらに回復魔法を含めたあらゆる魔法で、攻撃から補助までこなすタンショも完璧な連携を行う。


メタ知識でルイに爆笑されてしまい、残念なあだ名をプレイヤーに付けられた三つ首ソージーンであるが、通常・・攻撃が全て即死級という強敵に、ルイ達はぎりぎりの戦いを強いられる。


みごと討伐成功かと思われたが、大いなる犠牲が出ることとなった・・・




  ◇◇◇

 

 ※全てのメイン女性キャラが出揃いました。気になっている方も多い? と思いますので『お山の高さ』選手権開催!


シーラ (不参加)


エリー << ステラ < ミーニャ < ルイ < イーリアス < ローザ < カサンドラ < ネア < ネア(真の姿)


最高峰はやはりネアでしたね。

おしいキャラを失ってしまった…… 




―――――――――――――――――――――――――――――


手描き世界地図に第三部に出てきた地名を追加で書き込んだものを近況ノートにアップしました。


https://kakuyomu.jp/users/okigen/news/16818093088733891852


読者の皆様の想像の一助になってもらえると幸いです。


いつも応援していただきありがとうございますm(_ _)m

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