後に光堕ちする悪役に転生したら、気付けば邪神教団の最高幹部になってました。〜教団の最高戦力?邪神様の忠実なる使徒?主人公陣営に合流する前に強くなろうとしただけですが??〜

七篠樫宮

1 プロローグwith公式チート騎士

 聖王国のとある都市が滅ぼうとしていた。

 数時間前まで、王国有数の城塞都市として名をせていた姿は見る影もない。

 魔獣の侵略から人々を守っていた堅牢な城壁はあっけなく崩され、街のあらゆる場所で火の手や悲鳴の声があがっている。


「誰か……聖神様、助けッ――」


 人々は救いを求めて天に手を伸ばすも、その手は空を掴むこともなく斬り落とされる。


「騎士様はどうなったんだ!?」

「聖神様はなぜ、私たちを助けてくれないッ!」

「ハハッ、もう終わりだ。俺たち全員あの共に惨たらしく殺されるんだヒャハハ!」


 城壁を壊し、街に火を放ち、市民を次々に殺していく侵略者たち。

 彼らは一言も言葉を発さず、ただ淡々と人々の胸に刃を突き立てて行く。都市を守護する強力な騎士たちには複数で襲いかかり、少数精鋭の騎士を数で押し潰す。

 仲間が殺されても意に介さず、金品を奪うでも、街を制圧するでもなく、人々をより多く殺すことだけを目的として死ぬまで進み続ける。

 その光景は異様でしかなかった。


「このッ、邪神の狂信者共が!? 俺たちが一体、何をしたってんだ!」


 一人の勇敢な青年が声を荒げる。

 青年の前には黒いローブを身につけた侵略者が、血濡れのナイフを構えていた。


「答えろよ、邪神に従う狂人! 俺たちは普通に暮らしてただけだ! なんで、俺たちの日常を奪うんだ!」


 声が震えていた。足も震えている。

 青年には分かっていた、自分が次の瞬間にはナイフで殺されていることを、今生きているのは目の前の殺人鬼の気まぐれでしかないのだと。

 

 それでも、少しでも時間を稼ぎたかった。コイツを近づけるわけにはいかなかった。つい先ほど逃した街の子供たちの下に、行かせるわけにはいかなかった。

 

 だから彼は虚勢を張った。自分がここでコイツを止めれば、あの子たちは騎士の下へ、領主の城へ辿り着けるかもしれない。


「あぁ、そうか! 邪神の狂信者どもは喋らないんだったか!? 人を殺すことに快楽を覚える狂人の集まりだったもんな!」


 これだけ煽っても、目の前の侵略者はどうじない。青年の中で段々と死への恐怖よりも、苛立ちが勝ってきた。

 ――なんで俺たちがこんな目に遭うんだ。

 ――街の子供たちを自分に託してきた大人たちは逃げれたのか。

 ――友達は、家族は、ちゃんと生きているのか。

 ――それもこれも、全部、ぜんぶコイツらのせいだ。


「なんとか、言ったらどうだ!」


 腕を振りかぶる。まだ、侵略者は動かない。

 おちょくられているようにしか感じなかった。

 そのまま侵略者の顔面に青年の拳が突き刺さる。


「アァッ!? なぁ、どんな気持ちなんだ? こんだけ人を殺して、どんな顔をして――――――は?」


 青年は固まる。

 侵略者が倒れ、顔を隠していた黒のフードが外れていた。

 人殺しの狂人。どうせ、笑顔で人を殺しているのだろうと思っていた。いや、そうであって欲しかった。

 

 ローブの下にあったのは――普通の男の顔だった。歳は青年より少し上くらい、どこにでもいる市民の顔だった。

 

 だが、それだけなら青年が言葉を失うことはなかっただろう。

 

 青年が注目したのは男のとある“三箇所”。

 

 その男は両目から血の涙を流していた。目は充血し、目元には隈があり、ハイライトの消えた瞳で青年を見つめていた。

 

 その男の首には重そうな首輪が付いていた。動作の邪魔にしかならない、明らかに人間につけるモノではなかった。

 

 その男の口は――喋れないようにジグザグに縫い合わされていた。耳をすませば、かすかな呻き声うめきごえが聞こえた。


「な……え、……」


 理解したくなかった。理解したくなかったが、青年の頭は嫌でも察した。

 コイツらは侵略者――ではない。

 彼等は、邪神教団の被害者操り人形なのだと。


 絶句した青年にコツコツと近づいてくる足音がした。


「あれ〜? なんで、顔晒してんの? 邪神様の加護があんのに、そこらの凡人に倒されるわけないよね〜? リンリーちゃん頭悪いからさ、もしかしたら違うかもだけど、――サボった?」


 普通の女の声だった。街中で知り合いに声をかけてくるような気楽さだった。こんな状況で日常と同じ声を出せる異常な女の声だった。


「ま、いいや。これお土産ね〜? 君が倒し損ねたヤツだよ。リンリーちゃんってば優しいな〜も〜……ってあれ? 生きてる? 壊れちゃった? ん〜いっか」


 動けずにいた青年の横を、何かが通り過ぎて、ボトボトと地面に落ちていく。


「いや〜、子供ってリンリーちゃん大好き! 大きくなると鳴き声がダサくなるからさ〜」


 お気に入りの服を見せびらかすかのように、その女はソレを投げた。


「ア、……アァ……」


 ソレ――青年が先ほど逃した子供たちの頭部が、青年に彼らの末路を知らせた。

 口は半開きで、顔中が血だらけ。


『よお、にいちゃん! おれたちと遊んでくれよ!』


 いつも青年が見ていた子供たちの輝く笑顔は、永遠に失われたことが分かった。

 子供たちの真っ暗な眼孔が、青年を非難しているようにすら思えた。


「……ふざ、けるなッ。こんな、フザケタ話があってたまるかッ!」


「ん?」


 青年は振り返り、ようやく女を見る。露出の多い服を着た小柄な女だ。褐色の肌に、腰まで下ろしたピンク色の長髪。

 顔面には一切の穴が空いてない漆黒の仮面を被っていた。


「なんの為に、こんなことをッ。人をもてあそぶ邪悪の権化ごんげめッ!」


「えぇ〜も〜? 邪悪の権化なんて褒めないでよ! それに、リンリーちゃんなんてルクス様に比べたら全然まだまだだし!」


 意味不明。罵倒ばとうしたら女が腰をくねって喜び始めた。

 ――コイツは、理解できない異常者なんだ。

 青年の中で、ナニカが折れた。

 思わず膝をついた青年の前で、女がケラケラと笑う。


「それにさ〜! 何のためってそんなこと、――死人が知る必要ないでしょ?」


 一瞬だった。

 さっきまでの巫山戯ふざけた態度から一変して、女が無音で地面を蹴る。

 限界まで引き絞られた弓から放たれる矢の如く、青年の方へと女が飛んできた。

 

 ――あ、死んだ。


 青年は悟り、目をつむった。彼は疲れ果てていた。あの子たちと同じ場所に行けるなら、もう終わりでいいと諦めた。


 そして青年の胸元に、女が何処からか取り出したナイフが突き刺さ――――

 


「は?」

 


 ――――らなかった。


 無防備に、青年に凶刃を振る舞おうとした女を真横から極光が穿うがった。


 女は吹き飛び、青年はいつまで経っても来ない痛みと閉じた目を焼くような光が気になり、目を開いた。


 その瞳に映ったのは偉大なる騎士の後ろ姿。

 聖王国の主神、聖神の愛し子。

 王国の最高戦力、聖神騎士団を率いる団長。

 そして、歴代最強の聖槍の担い手。

 

「遅くなりすまなかった。そして、もう大丈夫だ。ここから先は、誰一人として死なせない」


「は〜?? フレイッ!? どっから、いや、どうやって来た!」


『聖騎士』アダムス・フレイ。邪神教団の城塞都市侵略開始から、王都より1時間遅れの到着。


「いやそれよりも、リンリーちゃんを相手にしていいの? リンリーちゃんにかかりっきりになってる間に、他の子たちが殺し尽くしちゃう――」


「問題ないさ」


「――あ?」


「何も問題ない。既に聖槍により、この街を攻めてきた侵略者は全員無力化した。あとは君、邪神教団幹部の一人――『不死人しなずびと』リンリーだけだ。君は聖槍による遠距離攻撃だけで倒せなさそうだからね。僕が直々に引導を渡してあげるよ」


「……チッ、このイカレ野郎が!」


 女――リンリーは覚悟を決めた。相手は聖槍に認められた今代の『聖騎士』。

 たとえ、邪神教団の幹部である彼女でも、荷が重すぎる相手。

 今回の侵略において、最も警戒していた王国最高戦力。


「ルクス様の前に、その首晒してやんよ!」


「生憎と、この身、この魂、全てが聖神様のもの。君に僕からあげられるモノは、敗北の二文字だけさ!」


 小柄な体型を活かし、フレイが振るう聖槍の間合いの内側――ふところに全力で入り込もうとするリンリーの斬撃と、ソレを一歩も動かず軽くあしらうフレイの槍術。


 戦いの素人である青年の目から見ても、フレイとリンリーの技術には明確な差があるように感じた。


 だからこそ、青年の心のうちに、黒いモヤが生まれる。

 すなわち、これほどの力を持っていながら、なぜ今更やってきたのか。

 それが八つ当たりで、的外れだとしても、そう思わざるを得なかった。


 これだけの力があれば、彼がいればあの子たちは死なずに済んだのではないか。

 ――遅れてやって来るのなら、自分が死んでから来て欲しかった。


 そんな青年の思いを察したのか、フレイが静かに語りだす。


「……13だ」


「ん〜なに?」


「この城塞都市は王都から見て東、魔の森に最も近い都市だ。そして、ここに来る前に王都周辺の村や町で魔獣の群れが確認された。報告があったのは王都の西方からだった」


「は〜? それがどうしたの?」

 

「僕が報告を受けた13の町村を巡り、王都に戻ったのが今から数十分前。そこから全力で走って、火の手の上がる都市を見つけ、聖槍を解き放ち今に至る。

 ――なに、自分の未熟を恥じていてね」


 リンリーのナイフを捌きながら、フレイは申し訳なさそうに語った。

 なんてこともない、全てが自分のせいだと。

 

 青年は彼の言葉が信じられなかった。ここは城塞都市。外敵から王国を守る盾の都市。あらゆる障害を度外視しても、王都からこの都市までは馬車で最短一日はかかる。

 それをこの男は何て言ったのか。“走って数十分”だと?

 もはや、それは人間の所業しょぎょうではなく、神の御業みわざに等しい。


「ほんっと! フザケタ性能してんのね!」


 リンリーもまた、彼の言葉を信じられなかった。

 彼は何気なく13の村を救ったと言った。魔獣の群れを倒すには、王国の平均的騎士が数十人も必要なはず。

 それを一人で、13の村に移動して、即日で討伐する?

 魔獣の群れを誘導するのに、どれだけの費用ヒトが必要になったと思っているのか。


「それでだね。僕も最優の『聖騎士』なんて呼ばれてるけど、人並みに怒るし人並みに悲しむんだ。君達は今回の侵略で、どれだけの人の命を奪い弄んだ?」


「さぁ覚えてないね〜? でもさ、君だって虫を踏み潰してもわざわざ覚えてなんかいないでしょ?」


「……人と虫が同じだと?」


「えぇ〜君って命に優劣つける人? リンリーちゃんは優しいからさ、命の価値は平等に扱うんだよ。それに、虫も人も一緒でしょ? 殺せば死ぬし、殺した分だけ勝手に湧いて来る。ほら、ほとんど同じじゃん!」


 攻防の合間、リンリーはケラケラと笑った。


「僕はね、できるだけ傷をつけずに相手を倒すことにしてるんだ。無益な血は流すべきでない――それが聖神様の教えだからね」


「なにそれ、慈愛の心ってヤツ? 手加減? 慢心?」


「いいや、どれも違うさ。ただ単純に僕が――強すぎるだけだ」


 それは強者の理論。相手を配慮しようがしまいが最後には勝てるという勝者の理屈。

 

 リンリーのナイフを持っていた右腕が千切れ飛んだ。

 

「ガッ……!」

 

 これまでのスピードの更に数段上、リンリーにも目に追えない速さで槍が振るわれる。

 

 今度は聖槍が彼女の左腕をえぐり取った。


 逃げようとした足がつらぬかれた

 

 フレイの姿を追っていた目が穿うがたれた。


「『不死人』リンリー。その異名の由来は邪神の加護により授かった異常なまでの回復能力。シンプルが故に強力な能力だけど、その対策法も極めてシンプル。君の回復が追いつく以上の速度で、君を倒せばいい」


 聖槍の嵐が収まったとき、そこにあったのは血塗れの肉塊リンリーだった。


「あ……めッ……」


「……驚いた。その状態でまだ意識があるのか。これから僕は王都の応援部隊が到着するまで、君を殺し続ける。邪神教団の幹部である君は有用な情報源だからね。それまで大体数日くらいか、僕の聖槍を味わっていると良いよ」


 それはリンリーからすれば絶望の宣告だった。


「ご……るっ……」


 彼女の回復能力は死にかけの状態でも1分あれば完全にいやせるレベルだ。それでも、死に続けても完全に癒せるレベルではない。


「……めん……さ、……ま」


 ここでフレイに殺され続ければ、確実に彼女は王国に捕まる。自死しようにも、彼女の回復力が仇となる。

 今も少しずつ体は回復していっているが、すぐに倒されるだろう。

 

 故に、彼女は絶望した。

 これからの王国に囚われた未来を想像して――――ではない。


「ごめん、なさい……ルクスっさ、ま……」


「――青年ッ! 早くここから離れるんだ!」


 何かに気づいたフレイが、彼とリンリーの戦いを見て放心していた青年に叫ぶ。

 慌てて逃げていく青年を尻目に、フレイは前方、遥か先を睨みつけた。


「ここで来るのかッ!」


 彼が見つめるのはリンリーでも青年でもない、崩れた城壁の外。

 フレイはすぐさま決断した――自身の切り札の行使を。


「【いと聖なる主よ、天上よりこの世の果てをも照らす輝ける主よ】」


 捧げるは願い。掲げるは聖神よりたまわった聖なる槍。


「【我が身、我が心、我が魂の全てを捧げ、御身の奇跡の再現を許されよ】」


 彼の口が紡ぐのは偉大なる聖神へ許しを乞う言葉。

 それは聖槍に認められた騎士が、生涯でただ一度のみ放つことが許されるとされる、神の権能に等しい投槍。

 

「【極光を解き放て、是なるは遍く全てを照らす槍ブリューナク】!!」


 フレイの持つ聖槍が極光となりて放たれた。

 光の槍は城塞都市の城壁を越えて飛んでいく。

 

 都市の生き残りは祈った。

 ――その聖神の御技の再現に。


 都市の生き残りは見た。

 ――その聖槍の光が空中で消え失せるのを。


 フレイは自身が放った光の槍がほどけていくのを見た。

 そして、そのに眉をひそめながら笑いかけた。


「やあ、まさか君が出て来るとは思わなかったよ。邪神教団の最高幹部。『使徒』ルクス・テラー」


「俺も、お前がいきなり聖槍を投げて来るとは思わなかった。しかもその槍投げ、たった一度の奇跡じゃなかったのか。さすがは聖神の愛し子、歴代最強の『聖騎士』様だな」


 現れたのは一人の長身の男だった。

 くすんだ灰白色の髪に、黒曜石のような力強い輝きを兼ね備えた漆黒の瞳。

 

 男――ルクス・テラーは腰に長剣をたずさえ、黒のコートをたなびかせながら悠々と歩いてきた。

 

 かの『聖騎士』を相手にしているのに、そこに動揺や緊張といった色はなく。


 そこにあるのは、全てを知っているかのような超越者然とした姿のみ。


「僕との対面をことごとく避けてきた君が自ら僕の前に現れるなんて、どういう風の吹き回しかな?」


「ふっ、風は気まぐれだ。今日が運命だった、それだけだろう」


『聖騎士』アダムス・フレイが神に愛された最高級品ハイエンドだとすれば。

 

『使徒』ルクス・テラーは神ですら理解不能な人類の規格外品イレギュラー


 フレイは聖槍を構え、ルクスは腰の長剣を抜いた。


「既にこの地での目的は果たした。あとは彼女を連れて帰るだけ……無駄な戦いは良さないか?」


「無駄……? 君を倒すこと以上に、有益なことなんてないと思うけど、ねッ!」


 観客はなし。肉塊リンリーはアリ。

 今、城塞都市のストリートにて、聖王国と邪神教団の最高戦力同士の戦いが幕を開けた――――


「輝けッ聖槍ブリューナクッ!」


「ハッその程度、全て視えているぞッ!」


 フレイにあるのは、王国を災禍で覆おうとする、邪神教団の最高幹部であるこの男ルクスを倒し、祖国に安寧をもたらそうとする正義の心。


 

 そして、ルクスにあるのは、邪神の御心のままに世界に混沌を振り撒こうとする悪の心――――では、ないッ!

 


「敵ながら、流石としか言えないね。この僕の槍が捉えきれないんなんて」


「……ッ!(なんか、俺が道迷ってる間に都市壊滅してて草ァ!)」


「なにか喋ったらどうだいッ」


「ハッ……ッ!(そんな余裕あるわけないやろ天然ボケチート騎士ッ! てか、その赤い肉塊リンリーってマ?)」


 ルクス・テラー、彼を表す名は数あれど。

 

 ――邪神教団の最高幹部。

 ――忠実なる邪神の『使徒』。

 ――邪神の神意を継ぐ真なる邪悪。

 

 それらは全て仮初の姿。


「(ここ、プロローグで主人公の故郷が教団に襲われて、『聖騎士』に助けられるシーンだよね? 主人公どこ? こんなに都市壊滅してたっけ? てか、俺の光堕ち展開まだ?)」


 その正体は物語の登場人物、邪神教団の“最弱”幹部ルクス・テラーに転生した一般人――でも、なくッ!


「(ま、いっか。城塞都市が襲われてるなら原作展開通り――つまり、俺の光堕ちフラグは折れてないな!)」


 ――彼こそは“闇が深ければ深いほど、光堕ちした時の輝きが増す”という崇高なゲスの理念のもとで人々を、神々を、世界を引っ掻き回す者……即ち、自身が邪悪だと気付いてない最も度し難い、それがコイツ、邪神の『使徒』ルクス・テラーであるッ!


 これは、いずれ光堕ちする悪役に転生した男が、『せや、原作以上に強くなってから主人公陣営に合流したろ』という思い付きの下で行動し、気付けば邪神教団の最高幹部にまで昇り詰めてしまった物語。


 このクズはまだ、既に引き返せないポイントを光堕ちなんて出来る最高速でわけないぶち抜いてるやろボケことを全く気付いてはない――――ッ!


 

 

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