カナコ 佳鳴子
能魅
カナコ 佳鳴子
佳鳴子 カナコ
閑古鳥の街で出逢った
あれは夏の終わり
濡羽色の髪に口もとのホクロ
思わず名前を聞いたよな
おかしな人、と笑いながら
アンタはカナコと言ったっけ
寂しい空に向かって私は鳴くのよと
今にも消えそうな街灯の下
ごまかした涙 夏は終わりと
振り返らずに言った
アンタの名前はカナコ
夏の終わりに鳴いた
気まぐれ佳人
カナコ 佳鳴子 能魅 @noumi6
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
フォローしてこの作品の続きを読もう
ユーザー登録すれば作品や作者をフォローして、更新や新作情報を受け取れます。カナコ 佳鳴子の最新話を見逃さないよう今すぐカクヨムにユーザー登録しましょう。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます