オリジナル悪の組織or秘密結社

@kandoukei

1【傲慢】裏社会異能マフィア:アブノーマルファミリー

異能集いし最強一家

出身地区:アメリカ

シノギ:公式な密売・外道の臓器の売買・アビリティ・ホルダーである孤児の保護

宿敵:Fantazoo

 アメリカでのディザスター事件を生き残った超異能アビリティ覚醒者・ホルダーのマフィアグループ。

 元々は超異能アビリティ覚醒者・ホルダーへの差別によって捨てられた孤児たちの集まりからアメリカの裏社会を牛耳る一大組織として成長した。アビリティの力でアメリカを拠点に他国の裏社会ネットワークを乗っ取り、表社会の掌握を目的とする。


●団員

鉄血の首領『ガロッサ・アルカポネ』

アメリカ人・男性・60歳

「俺を殺したいなら勝手にしな!ただし、土手っ腹に大穴をぶちこまれたいならな!」

 アブノーマル・ファミリーの三代目ボス。

 灰色のショートヘアーと銀色の瞳を持つ老人で、黒いスーツの上に茶色の革コート羽織っている。

 ワイルドで、老獪な性格。マフィアとしてのケジメをこなす為なら非道を辞さない一方で、同じマフィアの構成員を家族として考え、見どころのある者をマフィアに引き入れたり、マフィアの家族の為なら命を賭して、戦う決意を持つ。

 幼き頃に超異能アビリティ覚醒者・ホルダーの差別によってアメリカの貧民街に捨てられ、アビリティを駆使して、生き永らえた末にアブノーマル・ファミリーの二代目ボスに拾われ、立派な構成員として活躍し、後に三代目を就任する。

アビリティ【金属操作メタルマンサー

 あらゆる鉄系統の物質を操るアビリティ。複数の金属から弾丸を創って飛ばしたり、巨大な刃を創って振り下ろしたり、鉄壁を創って身を守るなどの応用ができ、さらには命を消費してしまうが、鉱脈や超高層ビルを針金のように動かすほどの能力の大きさを誇る。しかし、彼自身はアビリティ・ホルダー同士の戦いを熟知し、年々に身体が衰えても、アビリティの強さは衰えないよう訓練しているが、全盛期の自分や先代のボスには及ばないらしい。

必殺技【パニックダウンフォール】

 宇宙にある金属で出来たデプリや金属が含まれている小惑星を圧縮し、地上にいる敵に向かって飛来させる。


首領の主治医『ロイズ・ルチアーノ』

アメリカ人・男性・60歳

「ガロッサ! いつも、言ってるだろ! 無茶をするなら体の中を診てからだと!」

 ガロッサの親友である闇医者にして、相談役コンシリエーレ

 白髪のロングヘアー、茶色い瞳、白い髭、一見痩せているが、健康的な老体。黒いスーツの上に白衣を羽織り、単眼鏡を掛けている。

 怒りっぽいが、面倒見が良い性格。健康や治療に関しては冷静的確で、ファミリーの若い衆の活気さに負けないくらいの大黒柱。

 幼き頃はガロッサの幼馴染で、自らのアビリティを用いて、多くの患者を救う名医となること夢見ていたが、超異能アビリティ覚醒者・ホルダーへの差別によって、夢を閉ざされてしまう。しかし、ガロッサの勧めと先代のアブノーマルファミリーのボスの生命を救ったことで闇医者として所属する。

アビリティ【念透視ヴィジョンスコープ

 外から内部構造を透けて見えるテンプレートアビリティ。そのアビリティを用い、体の内部を見て、症状をしっかりと判別し、手術を行う。さらに、相手に触れることで透視の映像を相手の脳内と共有できるが、自分と相手の精神力を削ることになる。


切り裂き吸血鬼『ドラク・チカチーロ』

イタリア系アメリカ人・男性・25歳

「すいませんね。マフィアのケジメでこいつを殺さなくちゃいけないのでね。これからも我がファミリーを御贔屓に。」

 ファミリーの主戦力No.2を誇るマフィアにして、ガロッサを親父と呼び、尊敬する次期首領アンダーボスの座の一人。ファミリーの経営や交渉役を任されており、時にはガロッサに頼まれた密命を執行することもある。

 赤髪のロングヘアーに赤い瞳、病弱そうな白い肌を持ち、日差し避けの赤い帽子を被り、小柄なサングラスを掛け、赤いスーツを着ている。

 弱々しく振る舞う優しい性格だが、ファミリーの鉄の掟(ケジメ)とガロッサの信念に忠実で、堅気を巻き込む外道に関しては冷酷に私刑する理念を持つ一方、堅気に関しては優しく接し、時には外道や危険から身を呈して守ろうとする決意も持つ。

 それらの人の良さがカリスマ性に繋がり、ファミリー内ではほとんどの構成員に好感を持たれている。

 幼い頃に超異能アビリティ覚醒者・ホルダーへの差別によってアッシュと捨てられ、若きガロッサに拾われ、ファミリーの一員になる。

アビリティ【血液操作ブラッドマンサー

 あらゆる血液を操るアビリティ。血の刃や盾を創造したり、相手の血液を凝固し、動きを止めたり、自らの血流を上昇させ、身体能力を向上させるなどの応用も効く。

 但し、操作には血液を著しく消費する為、吸血鬼のように血液を摂取しなければいけない。

必殺技【ブラッドローリングストリーム】

 複数の回転する血飛沫の刃を放つ連続斬撃。


絞殺の巨漢『アッシュ・デザルポ』

ロシア系アメリカ人・男性・33歳

「首を絞められたい奴からかかって来な!」

 ファミリーの主戦力No.3にして、同期であるドラクのライバル。ガロッサの護衛ボディーガードを担う。

 灰色の短髪と銀色の瞳を持つ筋骨隆々の大男で、茶色のスーツを着て、茶色の帽子を被っている。

 短気で、好戦的な性格。口調も態度も荒いが、後輩や堅気に対しては面倒見が良い。ドラクから揶揄われることも多々あるが、同期として信頼し合っている。

 ドラクと共に超異能アビリティ覚醒者・ホルダーの差別によって幼い頃から捨てられ、若き頃のガロッサに拾われ、ファミリーの一員となる。

アビリティ

重力操作グラビティマンサー

 重力を生成し、操るアビリティ。そのアビリティを用い、首や脚などを握り潰したり、重力の壁を創り、銃撃や爆撃を防ぐなどの応用ができる。

必殺技【グラビトンナックル】

 反発する重力を圧縮し、形作った巨大な拳で殴る。


瞬殺の月女『ルナリィ・ムーンフィッシュ』中国系アメリカ人・女性・16歳

「月夜…導かれ…、うん、何も思いつかないから死ね。」

 敵組織への諜報や粛正を担当するガロッサの養子の一人。

 白髪のツインテールと黄金の瞳を持ち、仕事の際は民族衣装のような黒い服を着て、ガロッサが金色の刺繍文字で「my daughter(我が娘)」と書いた黒いマフラーを大事に身につけている。

 クールで、寡黙な見た目に反して、天然で、独特な思考を持つ不思議っ子な性格。暗殺と諜報を得意とする反面、常識に疎い為、家事能力は壊滅的で、料理に余計なものを入れ、掃除では余計なことをする。

 ガロッサやファミリーの皆を本当の家族だと信じ、彼らの為ならどんな相手さへも殺す覚悟を抱いているが、ガロッサは殺す事を無理強いはしないと諫め、彼女を本当の娘のように優しく接し、育てる。

 幼き頃は超異能アビリティ覚醒者・ホルダーへの差別によって捨てられた孤児で、とある組織に実験体として虐待され、とある任務でマイラやイアンと共にガロッサを暗殺しようとした時、返り討ちで捕まるも、彼女たちを保護し、彼女たちを蔑んだ組織を壊滅させ、ファミリーに迎える。

アビリティ【瞬間移動テレポート

 遠い所へ瞬間に移動するテンプレートアビリティ。そのアビリティと2本の曲刀を用い、一気に間合いを詰める近接戦闘を得意とし、相手の頸動脈や心臓を一瞬で斬り刻む。

必殺技【ムーンスイムダンス】

 相手の死角に次々と瞬間移動をする度に斬り刻む。


双子座の殺戮姫『マイラ・オカダ』

日系アメリカ人・女性・17歳

「ビオはアタシしか見なきゃ駄目なのよ!弟に暴力を振るうのも、愛し尽くすのも、アタシ以外有り得ないのよ!」

 ガロッサの養子の一人にして、イアンの姉。兵隊ソルジャーの見習いとして、日々精進している。

 茶髪のポニーテールと虹色の瞳、Cカップの胸を持ち、藍色の燕のマークがついた水色を基調とした手作りパーカーとキャップをアズマとお揃いで着ている。

 意地っ張りで、生意気な性格で、唯一の肉親であるイアンを苛めているが、彼を守ろうとする意志が強い分、依存しているヤンデレ。

 幼き頃は超異能アビリティ覚醒者・ホルダーへの差別によって捨てられた姉妹であり、とある組織に実験体として虐待され、イアンやルナリィと共に任務でガロッサを暗殺しようとした時、返り討ちで捕まるも、彼女たちを保護し、彼女たちを蔑んだ組織を壊滅させ、ファミリーに迎える。 

アビリティ

属性操作エレメントマンサー

 火・水・風・土・雷などあらゆる属性エネルギーを触れると、それらの質量を増幅させたり、向きや形を変えるというぐらいに操るアビリティ。改造された大型ライターやスタンガン、水筒などの小道具に触れて、属性攻撃に変化させるなどの応用ができる。

必殺技【ハイドロエクスプロージョン】

 水筒の水をスタンガンの電気で分解させ、大型ライターの火で点火し、敵に爆破攻撃する。


双子座の心眼王子『イアン・オカダ』

日系アメリカ人・男性・16歳

「姉さんが僕だけを見てくれるなら、頑張ってやるさ。僕だけをね…」

 ガロッサの養子の一人にして、マイラの弟。ドラクの助手見習いとして、彼の側で経営面や交渉面などの実務を日々学んでいる。

 茶髪のショートヘアーと虹色の瞳を持ち、藍色の燕のマークがついた水色を基調とした手作りパーカーとキャップをマイラとお揃いで着ている。

 普段は誰とも接する好青年だが、本性は他人を見透かすほど腹黒く、謀略や心理戦を得意とする。マイラにはいつも暴力を振られるが、自分に依存する彼女の精神的脆さを気遣って、どんな時も見捨てないようにしている。つまり、姉に対して見透かしてるようで、実は心配性なのである。

 幼き頃は超異能アビリティ覚醒者・ホルダーへの差別によって捨てられた姉弟であり、とある組織に実験体として虐待され、マイラやルナリィと共に任務でガロッサを暗殺しようとした時、返り討ちで捕まるも、彼らを保護し、彼らを蔑んだ組織を壊滅させ、ファミリーに迎える。

アビリティ【念話テレパシー

 目で見た相手の心を読むテンプレートアビリティ。そのアビリティと自らが経験で会得した高度な会話術を武器に相手の精神を追い詰める。

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