俺、転生したら悪役貴族だったのでゲームの知識を駆使して無双します
@Soraran226
第1話 悪役貴族に転生
性格が最悪で、いつも人を困らせてしまう悪役貴族オルタナ・テルベーク。
オルタナは『マキシゲーム』の中ボスであり、最終的には勇者に倒される身分だ。
なぜ倒されるかというと、半年後に龍神教とかいう奴らがオルタナのいる王国を攻めてくるからだ。
それにオルタナは怯えたのか、オルタナは龍神教に寝返る。
そして龍神教の手先として、オルタナは勇者に倒される。
このシナリオがオルタナの人生の全てだ。
そんなクズだし、同情の余地はない。
何で俺がこんな話をしてるかというと、それは俺がそのオルタナ・テルベークに転生したからだ。
俺はオルタナ・テルベークの悪役貴族に転生してしまったらしい。
「なんでよりによってオルタナに転生するんだよ」
俺は自分の境遇を呪った。
前世の俺はマキシゲームが大好きだった大学生だった。
キャラデザインやストーリーなどが好きで何周もクリアしていた。
しかし、オルタナは大嫌いだった。
オルタナは第三王女の護衛をしていたにも関わらず、龍神教に恐怖し、寝返って敵になることを選ぶクズだ。
第三王女はオルタナの裏切りにショックを受け、その後、龍神教の刺客に殺される。
そんなクズキャラクターに自分が転生したとわかった時、俺の怒りは最高潮に達した。
俺は自分の境遇を知った時、こう思ったのだ。
俺がこのクズ野郎の運命を変えてやる。
今の俺にはゲームの知識がたくさんあるし、なんとか死ぬ運命を回避出来るかもしれない。
元々龍神教にスカウトされるぐらいなんだ、オルタナ自身は別に弱くわないはずだ。
「よし、まずはこの屋敷の把握をしよう」
俺がいる屋敷、オンライン家には数十人の使用人が働いている。
大きな屋敷だ。
確か何人か俺を護衛する使用人がいるはずだ。
確か二人ぐらい強い使用人がいる。
一人目は元近衛騎士団所属、第三騎士隊隊長、エリスだ。
白髪のロングヘアで、いつも眠たそうな目をしている。
エリスは元騎士だけあって、かなり強い。
ゲームでもかなり強かったし、戦闘の知識に優れたエリスは頼りになる。
二人目は元宮廷魔術師、リッカ。
赤髪のロングヘアで、常に無表情だ。
リッカは無口だが頭の回転がよく、魔法の戦闘時にはかなり役立つ。
ゲームの世界でも普通に強いキャラだった。
リッカは全属性の魔法を繰り出すキャラで、ゲームでもかなり強かった記憶がある。
まあ二人とも訳ありでオンライン家にいるけど、別に悪い性格じゃない。
ちゃんと話せばわかってくれる二人だ。
「どんな顔をされるか分からないがな」
俺はリッカとエリスがどんな反応をするか、それが心配だった。
今までのオルタナの振る舞いを見れば嫌われているのは確実だ。
「はあ、でもやるしかない」
俺は覚悟を決めて、使用人がいるであろう場所に向かうのだった。
―――
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