夏の別れ

路、渇き 翅、運ぶ影 せみしぐれ

路、渇き 翅、運ぶ影 せみしぐれ


 〇 〇 〇


 真夏に干からびて、ひびが入ってしまいそうに真っ白な地面を、ちいさく影が、ずりずり引きずられて行きます。

 黙々と働くアリさん。

 セミうるさいです。まるで、お祭りさわぎ。すべての雑音を拒絶します。

 そんなもんです。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る