タイトル[主人公達がこの世に現れた]

絶望を超越するもの

タイトル[主人公達がこの世に現れた]

いやに熱い夏の日のことだった

僕はいつものように唾を吐きかけられて蹴られ殴られてと

虐められていたそうして彼が現れた


「今すぐにそいつから手を離さないと殺すぞ」


彼はそう言って彼らに喧嘩を売ってそして返り討ちにあった

そしていじめていた奴らが去った後に僕は救急車を呼んだ

そうしてから次の日のことだった僕のことをいじめていた

奴らのうちの三人が彼によって殺されて彼も四人目に返り討ちにされて死んだ

それを聞いた僕は残りの二人の僕をいじめてきた奴らを殺した




◇◇◇




俺は最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見て俺は近くの教会の神父を殺したそこそこの距離の

教会の神父を殺したシスターを殺したそして警察に捕まった


私は最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見て私は会社の上司を殺してチャラい男を殺して身を隠した


僕は最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見て僕は学校の先生を殺したそして周りに取り押さえられて

最終的に保護された


自分は最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見て自分は火を街に放って自分と共に多くを殺した


わいは最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見てわいは警察を三人殺して射殺された


わたしは最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見てわたしは弁護士を十五人殺して身を隠した


あっしは最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見てあっしは武器商人の会社に火炎瓶を大量に投げて

多くを殺して身を隠した


あちきは最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見てあちきは自衛隊を一人殺して取り押さえられた


うちは最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見てうちは家族を殺して自殺した


己は最近ニュースを見たそのニュースは子供がいじめをしていた

子供を三人殺して四人目の子供で返り討ちにあって死んで

その次の日にいじめられていた子供がいじめてきた二人を殺したと言う

事件だったそれを見て己は己を殺した




◇◇◇




「最近全世界で起こっている様々な一見関係がないように見えて

とあるニュースを見たことから始まっている事件

何故このようなことが起こるのでしょうか、専門家の李宇治 来夢さん」


「これはですね簡単に言えば黒死病のような伝染病です」


「伝染病ですか?」


「そうですこの新たなる時代に誕生した

新しい形の伝染病今は専門家達の間で

借り名として「主人公病」と呼ばれています」


「主人公病それはどのような病気なのでしょうか?」


「そうですねこの病気はネットワークが媒体として広がり

それを見た人に一定の確率で病気になってしまうもので

その病気の内容は自分が主人公の妄想を見ることです」


「ネットワークから感染をするとはいったいどうゆうことなんでしょうか!」


「正直に言ってそのまま言葉通りの意味で

ネットワークから病気が移るという

意味不明の性質をしているんですよ」


「それは何故そのようなことが起こるのでしょうか?」


「それがわからないから意味不明と称しているんです

それが起きていることはわかるけれど

どうやって起きているかは皆目見当もつかないそれが主人公病」


「なら病気の内容である自分が主人公の妄想を

見ることとはどのようなことなのでしょうか?」


「それはですね、この病気にかかった瞬間にこの世を漫画のように錯覚して

自分が主人公の物語が始まるんですよ、そしてこの物語の種類は

異世界などでは無く現実限定であれど千差万別で日常ものだったり

ミステリーものだったりで病気に罹っても事件を起こさないで

表面上は変わらない事だってあるんだが教会が悪の世界の主人公になったり

警察が悪の主人公になったりしてこのような事件が起きているんです」




◇◇◇




見分けることが不可能で現代社会で感染を防ぐ方法が無い

この病気によって様々なことそれによって様々な事件が起きて

この世は混乱に落ちるかと思われたがそうはならなかった


「犯人は貴方です!」


「ここに悪党は死んでもらう」


「これが俺の力だーーーーーー!!」


「このゲームのルールを教えてくれ」


「自分の名は西条 安倍です」


「ここが世界一のカジノ「アテム」」


「神は死にここに救世主である「繝輔す繧ァ繝シ繝?繝ォ」が降臨した!」


「野球に絶対は無い九の裏であっても勝ち目は無限にある!」


「やっぱり日常はいいな」


「これがスピードシュートだ!」


全ての人間は主人公病に罹りそうして主人公達がこの世に現れた

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