遠くを見つめている僕
むらまさ
第一話 一人とは
夜にいつもの公園に来た。
辛いことがあると
この公園のベンチに座って遠くを見つめる。
そして、過去を振り返りまた辛くなる。
遠くを見つめながら、僕は過去の後悔や思っている疑問を
頭の中で言って整理していく。
最初の後悔は不登校になったことだ。
小学六年生の夏休み明けくらいから学校に段々行かなくなっていった。
行かなくなった理由は思い出せないけど
多分、些細なことからどんどん壊れていったんだと思ってる。
小学校の時の僕はきっと寂しかったんだと気づいた。
年の離れた姉がいて親はそっちで忙しく家では一人だった。
学校では友達はいたけど、自分の性格がやんちゃで
上手くなじめてなかったと思う。
当時は寂しいというのが自覚してなくて色々周りに迷惑をかけた。
そしてある時、お母さんの姉が亡くなったと聞いて驚いた。
仲良くなった友達と一緒にゲームをしていた時にちょっと来てと姉に言われ
ついていくと、お母さんが泣いていてお父さんが電話をしているのが見えた。
話を聞いてその時の僕は悲しい気持ちより驚きの方が強かった。
お葬式に行き棺に入った叔母さんの顔を見る、
そこで初めて僕は人は死ぬということを実感した。
そこから少しずつ心が壊れていったかもしれない。
周りと馴染めなくなっていってまた、一人を感じるようになっていった。
一人の時間も必要だけど誰かと一緒にいて何かをするのは
とても大切だと僕は思う。
大人になっていくにつれて寂しさは消えていくのだろうか。
これが僕の一つの疑問だ。
深夜テンションで書いたものです。
感想や疑問の答えとかもらえたら嬉しいです!
小説を書くの下手くそですけど、よろしくお願いします。
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