前世の子守唄
満月の夜
あやかしの夜
小さな花を供えるように
歌を捧げる鳥は何色?
色彩豊かな闇の色
上弦の月の夜に別れた人を
少しだけ思い出し
一秒間だけ悲しんだあと
耳を澄ませば
集まりほぐれ
ほぐれて集まる
闇色の鳥と共鳴し
やがて宇宙の調べとなる
遥かむかしに聞いたような
遠い前世の子守唄
うつらうつらと聞き入るうちに
安き眠りの扉が開く
https://kakuyomu.jp/users/rubylince/news/16817330649311086914
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます