あの月は罪を溶かしてくれる月




 あの月は罪を溶かしてくれる月


 誰しもがそれなりにやらかして、誰しもがある日、ぼやりと月を見上げます。月明かりはいつも優しくて、誰にでも公平に月の光を落としてくれます。

 ある夜、僕も見上げました。満月の光を見た時、まるでこれまでの罪を溶かしてくれるかのような柔らかさだと感じました。

 それだけの俳句です。


 季語は「月」です。



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