幸せの数を数えて生きていこう

あきこ

前書き このエッセイについて

 このページを開いてくださった皆様、ご訪問頂きありがとうございます。

 皆さんとこの瞬間、一瞬でも縁を結べたことをまずは、幸せのひとつとして数えたいと思います。


 私は、すこし前にとても辛い事があり、なにも手につかない状況になってしまい、しばらく落ち込んで塞ぎ込んでいました。

 その間は、大好きな小説を書くことも読むことも出来ず、カクヨムの訪問もまともに出来ない状況でした。


 気持ちが落ち込んでいて幸福感が全く感じられない状態だと、とても物語など書くことは出来ない者ですね。

 何か心が救われるような優しいお話を書きたいと思ってパソコンの前に座ってはみるものの、寂しく悲しい思いばかりが浮かんで来て、一行も書くことができずに涙が溢れるばかり。

 とてもひとさまに気持ちよく読んでいただけるようなお話など書けない状況でした。


 いえ、書く事だけでなく、作品を読むことも、TVを見ることもちゃんと出来ません。なんにも頭に入って来ないのです。


 自分はこれからどうやって生きていけばよいのか?

 明日もちゃんと普通の人として生きて行けるのだろうかと、ずっと、不安と悲しみの中で苦しんでいました。

 そんな状況なので、今は仕事も出来てない状況で職場に復帰できていません。


 でも――


 いつまでもこんな状況では本当にダメだと思いました。


 このまま仕事も出来なくなって引きこもるわけにはいかない。

 そんな状態でぬるぬると生きていくことが許されるほど、私を取り囲む環境は甘くない。


 そして何より、私はこの先もちゃんと生きていきたいし、生きていかなければいけないとそう思っています。


 それで、気持ちを前に向けるようとした時、手をさしのべてくれている人達がいるという事に気付くことが出来たのです。


 そう、こんな私でも、気にかけて心配してくれる友人達がいたのです。


 本当に、本当に、ありがたく思いました。

 「明日もちゃんと普通の人として生きて行けるのだろうか?」なんて、そんな事を考えていては罰が当たると、そう、強く感じました。


 わたしにはこれからもきっと楽しい事や嬉しい事は沢山あって、幸せを感じられる事が沢山あるにちがいない、そう思えるようになり、これからは、「不安」や「嫌な事」ではなく「幸せの数を数えて生きていこう」と、そんな風に思う事ができました。


 それで、みつけた幸せを記録するような短いエッセイを書いてみようと、そんな風に思い至りました。


 自分とまわりの人達の幸せを願いながら、そして感謝の想いを込めながら書く作品になるとおもいます。


 私的な記録のような内容で、他の人が見ても面白くもなんともないかもしれませんが、よかったら覗いてみてやってください。

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