くもの糸
@comecomecat
第1話
走馬灯か桃源郷
願わくはどちらでも
きらら光る銀色の、あの糸のよに
私の手を導いて
フラッシュされるこの光景は
私を癒やすか私を壊すか
脳へと点滅し続けて、はたして高みへ導くか
使いたくない漢字を使って
四角い言葉を並べてます。
カタカナさえも消し去りたい
そんな心で書いてます。
全ての角が取れてしまったら
誰が誰だかわからなくなってしまうのでしょう?
すこしの鋭角も必要かしらと試してみるけど
だいたい失敗に終わります。
わたしにはゆっくりが似合うようです。
音声ばかりが早口で流れ流れて追いつけない。
音声よりも賢い顔して綴れど綴れば
心のうちをあかしているようで、いいえかっこつけている。
どちらにしてもわたしじゃないの。
ねえねえ誰か、お持ちじゃないです?
私にも見える銀の糸
ほら空が私を明日へ引きずってゆく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます