天も地も 緑に染まり 初夏の風

 『万緑ばんりょく』という初夏の季語を知りました。 


 夏の山野をおおう植物の満目の緑をいう。『茂』よりも広範囲な情景である。・・と、ネットには書いてありました。


 昭和14年(1939年)に、中村草田男が「火の島」の中で詠んだ句の


 「万緑の中や吾子の歯生え初むる」


が評判になって、万緑という季語が出来たそうです。


 ボクは次の句が好き。。


 「万緑やどの道をどう行かうとも」 長谷川櫂「初雁」


 近況ノートに写真があります。

 https://kakuyomu.jp/users/azuki-takuan/news/16818093078220161427


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