第3話

家に帰り、優は妹にこの状態について聞く。


そこでさらに絶望することになる。


「あー、お兄ちゃんもやっと気付いんだね」


「・・・はぁ??」


「これからは、そう言うことって普通にあるし、あ、私がこれからももし、そう言うことを見てみなかったことにするか、差し出してね」


「いやいやいや、どう言うことだよ??」


「お兄ちゃんこそ、お兄ちゃんのクラスは男子多かったけど、もう私のクラスは全然いないし、お兄ちゃんの言ってた常識こそもう普通じゃ無いんだって気付いてたんだよ。私が先にね。あとそうだこれみて」


・・・そう言って、妹は、俺に携帯を見せてくる。


「お兄ちゃんのお陰で、ほらクラスメイトのみんなもすごく喜んでるありがとうね。お兄ちゃん」


そう言って見せて来た写真の中は、俺の裸や、リコーダー、パンツや服を使って色々とされて喜んでいる写真だった。


俺に・・・プライバシーや、管理はないのか?


「お兄ちゃん、妹は私だけだし、ほかの妹や、年下属性なんて許さないけど、少しは共有してあげないと可哀想だからね」


いやいや、可哀想なのは俺だよね!!


「ってことで、お兄ちゃんこれからもよろしくね」


何をですか!!

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