第2話

ある日急激に男性の割合が減っていた。


そのせいで、一部地域では、価値観の違いや変化が起きることも多々あった。


そして、


「へぇー、羨ましい!!」


「私もビックリだよ!!男の子って本当にそんな居ないないんだ」


春と優の中学校はまだ男子が多少はいた。


春達もそのお陰で、価値観はまだ男女が同じくらいにいた時の価値観に近かったが、この高校では違う。


「私の中学校はここの地域では本当に男子が多い方だったんだね」

と言っても女子20の男子7だが、他の中学は男子が0でもおかしくない。


「・・・じゃあ、やっぱり、私もしてみようかな、裸の写真撮影したり、パンツ盗んだり、髪の毛食べたり」


「うんうん、して良いと思うよ!!好きな人なら尚更」


「・・・好きって私は幼馴染だっただけだし」


そして、春はだんだん優の知らないうちにこの学校・・・この変わりつつある世界の常識に囚われていた。


________


ゆう視点


・・・どうして、みんな俺の写真を当たり前のように、とりあえず先生に言おう、先生に!!


そしと、優は先生に言ったが、相手にして貰えなかった。

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