今日も僕は・・・
紫閻-sien-
スマホのアラームで目が覚めるA
アラームを止め 日付けを見て 絶望的な気持ちになる
これで3回目の4月3日 Aは同じ時を繰り返している
1度目はBと遊びに行った帰り 些細な事で喧嘩になり
Bを殴り殺してしまう
そこで目が覚め 悪夢を見たと思ったら
Bから遊びの誘いのLINEが それが2度目の4月3日だった
また嫌な展開になる そう思い断ると Bは家に来た
居留守を決め込むが
あまりにもインターホンを鳴らすので 仕方なく家に入れることに
案の定 喧嘩になり Bの首を絞めて殺してしまう
そして 3回目の4月3日 起きてしばらくして
Bからの遊びの誘いのLINEが来る
断ろうと思ったが Aはいい事を思いつく
早速 家に来てくれとLINEする
しばらくしてBは家に来た
B 「どうした?お前が家に来いなんて珍しい」
A 「あのさ 変に思われるかもだけど お願いがある」
B 「なんだよ 改まって」
A 「俺を殺してくれないか」
B 「何言ってんだよ 嫌だよ」
A 「なぁ お願いだから 殺してくれよ このままじゃ終わらないんだよ」
泣き声でBに すがりつく
B 「やめてくれよ 何が終わらないか知らないけど
そんなこと出来るわけないだろ 帰るぞ」
そう言い 突き飛ばされたAは バランスを崩し転び
テーブルの角に頭をぶつける
B 「おい 大丈夫か? 今 救急車 呼ぶから しっかりしろ」
A 「いいんだ コレで やっと終わるから」
そう言い静かに目を閉じるA
今日も僕は・・・ 紫閻-sien- @sien702
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます