山粧う 五感で験す 和の心

 山粧う 五感で験す 和の心



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 山粧う《やまよそう》は、秋の季語で、山が紅葉で美しく着飾っている様子のこと。

  


 五感は、視覚、聴覚、味覚、触覚、嗅覚のことです。



 和の心の和は、2つの意味がかけ合わさっています。ですから、句の全体の意味も2パターンあります。



 まずは、一つ目の和は、日本という意味です。

 ここでの、和の心は、忘れ去ってしまった日本人が持っているはずの趣の心を現しています。


 一つ目のパターンの句の全体的な意味は、秋の山を五感で感じ取れるか試して、忘れ去った日本人の心(趣が感じられる心)を思い出して心を豊かにしてもらいたい。



 二つ目の和は、なごむという意味です。

ここでの和の心は、ストレス社会の世の中、心をなごんでほしいという願いを現しています。

 

 二つ目のパターンの句の全体的な意味は、秋の綺麗な山を五感で体験してもらい心を和ませてほしい。

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