ねえ!!私の愛が重いって言ったの誰?

K0壱

ねえ!!私の愛が重いって言ったの誰?(圧)

愛って難しい。本当にそう思うの。

この人だ!!って思った時って、大抵人のものが多くない??

別に人のものが欲しいって思ってるわけではないの。


でもさ・・。この人素敵だと思ったらすでに人のものってなってるのよね。

ホント私見る目なさすぎてウケるwww


・・・・そんなことを思っていた時がありました!!


私ね恋人ができたの!!ちょー嬉しすぎるんだけど。


恋人ができてから私の生活ハリが出てきて、毎日毎日が幸せなんだけど。


本当幸せすぎる。こんなに幸せでいいのかな??

恋人は私に優しいし、殴らない怒鳴らない勝手に私のお金を取らない・・そんな男っているんだね。知らなかったわww


毎日ラインしてくれるし、仕事帰りにデートしてくれるし、毎日セックスをしてくれるし・・。

本当。私幸せだなあ・・。すごくすごく幸せ。バカでも幸せになれるんだよ。

ずっとこの日常が続けばいいな・・。


・・って思ってた時があったよ。

でもさ日常ってさ。ある日突然ひび割れない??

今。そのひび割れにあってる。

なんで?なんで??なんで???どうして???

私あれだけ、尽くしたじゃん。バカなりに一生懸命考えて恋人に尽くしてきたのに・・。なんで??どうして???


誰だよ?私の愛が重いって言ったやつだれ??





恋ってとつぜん現れる。

そんなことを言ったのどこのどいつだっけ??

忘れてしまったけどさ。


んなことどうでもいいよな。

今、俺さ恋に落ちた。

めっちゃびっくりしたんだ。

スッコーンって感じに自分の心に恋心が落ちてきてさ。

気がついたら、恋に落ちていた。


恋っていうのはどこか他人事みたいな感じで男友達の恋人の惚気話とか聞いてると、ふーん。そんな感じなんだな。ってくらいの気持ちしか、今まで湧いてこなかったから、あー。俺って恋に向いてないんだなって思っていた。

実際に友達の惚気話とか聞いても羨ましいって思うどころか、面倒臭いなってしか思っていなかった。


だからさ。恋人と毎日ラインして、セックスをして、俺の仕事帰りに仕事先にきてデートをするのがそれが世間一般の恋人の常識だと思っていたんだ。


それがそうでもないって知ったの、久々に友達との飲みで居酒屋で飲んでいた時だった。俺はその友人に流れで、自分の惚気話を聞かせてしまったんだ。

最初はおー!お前ら高校生か。やるなーって感じで軽い気持ちで話していたんだけど、友達がだんだん顔が暗くなって、何かを言いたげな表情になってるのを見て俺はどうした?って聞いた時、開口一番こう言ったんだ。


「お前!その女と別れろ!!絶対にやばい。いいか!!お前らの関係は異常だ。

愛が重いとかそんなレベルじゃねえだろ??」

俺はまだその異常性によくわかっていなかった。

「まあ・・最近は愛が重いって思ってきたけど、でもめっちゃ可愛いんだよ。」

「早まるな!!お前。その女に洗脳されてるだろ?いいか。悪いことは言わない。

その女と別れろ。ただし、その女の気持ちをちゃんと汲んで別れろよ。くれぐれもお前の愛が重いって言ったらダメだぞ。」

「あ・・ああ。」

俺は今まで聞いたことないくらいの友人の強い口調に押されて、うなづいた。


そして、俺は彼女との生活を楽しみつつ徐々にLINEとかセックスを減らした。

彼女は少し考えてくれて、言いたいことがあったみたいだけど、にっこりと笑って

わかった!って言ってくれたんだ。

友人が言った異常って嘘じゃね?


そう思っていたのが間違いだった・・。

家に帰って、ちょっとしたことだったと思う。

今日初めて喧嘩して、売り言葉に買い言葉で口喧嘩していた時についぽろっと言ってしまったんだ。

「お前の愛が重いんだよ!!」

彼女はその言葉を聞いた時、一気に表情がなくなった。

それを見て、俺の背中に冷や汗が一気に流れた。

友人言っていたよな?愛が重いって言ったらダメだって・・。

しまった。

彼女は「誰?愛が重いって言ったの誰??」

って呟いた。


そして彼女は「愛が重くって当たり前だろがあああああ!!!!お前は私を愛したし、私はお前を愛したんだよ!!お前は私の愛を受け取ったんだろがあああ!!」


いきなり発狂して俺に包丁を振り翳してきた。



ザク・・ザク・ザク・・ザク・・・。

「ねえ?私の愛が重いって言ったの誰??」

グサ・グサ・・グサ・・グサ・・

「ねえ?私の愛が重いって言ったの誰??」


包丁を突き刺しすぎて血みどろになった肉塊を見ながらそいつに聞いてる。

「ねえ・・。私の愛が重いって誰??私の愛って重くないよね??

重くないよね??重くないよね??重くないよね??重くないよね???

重くないよね??重くないよね??重くないよね???」


誰も答えてくれない血みどろの肉塊に包丁を飽きずに突き刺さる。

「なんで答えてくれないのかなあ?おかしいなあ??私がバカだから

答えないといいって思ってるのかな??酷いよ・・。」

そう言いながらも今度は首を切り落とし、腕を切り落とし、足を切り落としていく。

そうして、ペニスを切り落とした。

「とても美味しかったペニスだったよ。これは記念に持っていくね。」

私は美味しかったペニスを舐めながら見下ろす。


「あれ?この人って誰だっけ??まあいいや。服があるかな?服があるなら

貰っちゃおう。この服汚じゃん。ウケるww」


体が汚かったからシャワーを浴びて、自分の体をキレイにしてからうちを出たんだ。

「そういえば、私の愛が重いって言ったのって誰??」

なんか愛が重いって聞いた気がするんだけど、言ったの誰だっけ??


まあいいや。

私は自分のバッグを触る。美味しいそうなペニスを手に入れたし。





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