第7話 日本語の素晴らしさ

① ネットで見た投稿

<引用開始>23 名前:おさかなくわえた名無しさん :2005/04/30(土) 12:09:42ID:fhIrmXeo  


アメリカの大学に留学中、日本語の授業に出たことがあったが、黒人のおばさん教授が日本語の素晴らしさについて英語で力説してたよ。


  「漢字・ひらがな・カタカナの3種類の文字を使いこなすのはむずかしそうだが、子供などの入門者はひらがなから導入し、徐々に漢字を覚えて行く。

  漢字しか無い中国語では、入門者が文章を書くのは非常に難しいし、漢字の使用を禁止してしまった朝鮮では、イディオムや文脈をつかむのがかえって難しくなってしまった為に、優秀な文学作品は廃れてしまった。


  識字率が世界一で、なおかつ優秀な文学作品が多数ある日本は、漢字・ひらがな・カタカナを上手く使い分けることにより、入門者から上級者まで幅広く対応している」というようなことを言っていた。<引用終わり>


② 図書館で見つけた別の文献(の一部)


<引用開始> 

 ・・・ところが最近になって、「日本語は素晴らしい言葉である」と、大変ほめてくれる人たちが現われたのです。それはイギリスの原子物理学者の人びとです。

  原子物理学上のむずかしい問題を考えていくと、ある考えが浮かび出ようとするが、それが言葉になりにくい。自分の心の中ではこうだと思っても、それをどのように言ったらよいかわからない。たとえ、それを言葉として話しても、今度はそれを聞いた人がなんのことだかわからない。


  そのむずかしいところを、英語でもドイツ語でも言いにくいところを、日本語にするとスラスラ言えるし、聞いた人もすぐに理解できる。

  だから、日本語は科学の研究には大変便利な言葉である。と言っております。


  この話は昭和41年11月4日の読売新聞夕刊に載っています。<引用終わり>

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平栗雅人

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