第73話 第二回イベント開始
「ついにこの時が来たね!」
第二回イベントの日が来た。
「ドラゴンの周回と悪魔のおかげでレベルがもりもり上がったし目指すは上位だよね!」
最後にみんなと私のステータスを確認しておこう。
ラビリル Lv43
HP510/510 MP510/510
筋力 63 防御 118
賢さ 53 俊敏 183
幸運 53
SP0
スキル《ヘルプ》《番狂わせ》《異常者》《拳闘士》《ド根性》《自傷ダメージ耐性》《逆境》《麻痺耐性(中)》《闇魔法Lv4》《断罪》《暗器》《ゴブリンキラー》《攻撃予測》《悪魔転生》《敵討ち》《見切り》《風龍の加護》
ユニークスキル《破壊者》
装備
武 ドラゴングローブ 筋力10 防御10
武 深黒の短剣 全ステータス5
頭 風龍の帽子 防御10 俊敏20
胴 風龍の装束(上)防御10 俊敏20
腰 風龍の装束(下)防御10 俊敏20
足 風龍の靴 俊敏25
他 サブウェポン解放リング
風龍のスカーフ 俊敏20
予知のグローブ 全ステータス5
「3日前くらいから10レベルも上げちゃったね!凄い頑張った!」
大体はドラゴンのせいというかおかげというべきか。
次はパラのステータスを見てみよう。
パラ Lv18
種族 シールドマッシュ
HP2700/2700 MP370/370
筋力 27 防御 1350
賢さ 27 俊敏 2
幸運 2
スキル《超麻痺粉》《超回復粉》《捕食》《復活》《ゴブリンキラー》《全属性魔法耐性》《物理攻撃耐性》《状態異常無効》《鉄壁》《挑発》《再生》《スロースタート》《魂食い》《狂化》《飛翔》
「相変わらず凄いステータスして――って私の《飛翔》が奪われてるぅ!」
何を奪われたのか気になってたけどステータスを見れば分かるんだ。
空飛ぶパラ……絶対にやばい。
「わ、私しーらない!」
MPがあまりないのが唯一の救いか……。
最後にスコーンのを見てみよう。
スコーン Lv19
種族 デザートスコーピオン
HP900/900 MP280/280
筋力 56 防御 56
賢さ 56 俊敏 280
幸運 2
スキル《毒液》《毒無効》《物理攻撃軽減》《復活》《無敵突進》《根性》《自己犠牲》
「やっぱりパラの見た後だと普通だね……でもパラはレベル20で進化したしスコーンもレベル20で進化するかも?」
あと1つかぁ、今日の予選終わったらレベル上げてみようかな?なんとか決勝トーナメントまでに間に合わせたいね。
「第二回イベント始まるよー!」
何やら聞いたことのある声と共に大きなモニターみたいなのが街中に現れた。
そしてそのモニターの画面の先には由佳さんがいた。
「本日の第二回イベントの司会、実況、解説全てをします!ティニット広告担当の美原由佳でーす!よろしく!」
周りの人達も大盛り上がりだ。
「いやー全ては大変だよね!誰か手伝ってくれる人いないかなー……チラッ」
なんか私の方を向いて言っているような気がするけど気のせいだよね!こんな沢山の人の中に紛れているのに私が分かるわけないし!
「ではまずはルール説明するからみんなちゃんと聞くんだよ?事前に説明したのとはちょこっとだけ変更したところもあるからね!」
由佳さんはしっかりと丁寧にルール説明をしてくれた。
今日の1日目に予選、2日目に決勝トーナメント。
予選は何ブロックかに分かれて広大な専用エリアによるバトルロイヤル、制限時間は3時間で生き残るか残り人数が1人になった時点で終了。
10分おきに専用マップに全プレイヤー表示させられる。
アイテムは持ち込み不可、専用エリアに落ちている。
拾ったアイテムは予選終了時に回収される。
専用エリアでアイテムを集めて別のアイテムなどを生産することもありだがそれも回収される。
決勝は残った人数によっては小規模のバトルロイヤル、そのあとに決勝トーナメント。
前イベント上位者は意図的に予選では離されスキルのクールタイムなどは予選や決勝の戦いが終わるごとにリセットされる。
しかし自身の装備品などの所有物を犠牲にするスキルを使用した場合、スキルのクールタイムはリセットされるが犠牲したものは戻らない。
「大体は同じだけど生産職の人たちが少しだけ楽になった?」
そもそも生産職の人たちって出るのかな……いや普通に武闘派生産職もいるんだった。
「それでは予選を開始します!みんな頑張ってねー!」
まずは予選突破!生き残るぞー!
私はそう意気込み予選の専用エリアに転移した。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます