大昔の俳句のことを考えると、どうも季節を感じるには、どこかの山林にでも行かなければいけないのかと感じてしまうようなイメージがあります。しかし、良い意味で卑近なところに風流を感じることができるこの俳句こそ、俳句めいた俳句なのではないかと思います。