持ち物と精神面の話

 前のエピソードではルポを書いたが、未経験の人が役立つものも書いてみたい。


 まずは持ち物から。自分の反省点も含めて理想形を書いておく。

 

 ①カバン


 自分次第の大きさかな。早速投げやりだけど、会場に入ったら小さいバッグがもらえて、それに大体入る。


 自分でも持って行ってもかまわないけど、財布とか飲み物と各自必要なものが入るサイズがあれば極論過ごせます。もう少し余裕があるバッグかエコバッグでも持っていけばいいんじゃないかな。


 通路があんまり広くないので、リュックサックは避けておいたほうがいいかな。背負いなおすの邪魔だからってのもある。


②現金


 一番大事だね。ほとんどのブースはpaypayに対応していないから現金ね。


 お札は事前に崩しておいたほうがいいよ。これは他のイベントでもそうなんだけど、支払いをスムーズにするために必要だよ。サークルによっては高額紙幣でもいいですよーって言ってくださるところもあるけどね、


 今回の出品額は1作品200~2000円程度。手芸サークルは見ていないから参考程度にね。100円玉と500円玉と1000円札に両替しておけばいいよ。


 運営側も注意喚起していたけど、会場の近くでは迷惑がかかるから当日は両替しないほうがいいよ。平日なら郵便局で両替できるらしいけど自分はやったことない。

 ゲームセンターの両替機は遊ぶためにあるから推奨しないよ。

 どうやってみんなは両替してる?


③スマホ

 

 デジタルカタログが見れるから事前に確認してもいいかもね。当日の歩きスマホは禁止ね。


④モバイルバッテリー


 会場に入るまでの待ち時間が0分とは言えない。暇つぶしの為にスマホを見るのもいいけど、それで充電がなくなったら気になってるサークルの情報が受け取れなくなっちゃうよ。

 

 ちなみに自分は家に忘れてきたよ。

 入場時5パーセントだったので「あのサークルの名前と場所、どこ?」って歩き回ってすごく疲れたよ。

 帰りの電車の経路がわからなくて焦ったのは内緒ね。


⑤水分


 5月のイベントに参加したんだけど、結構会場内が蒸し暑かった。季節によっては体温調節できるように服に工夫が必要になるかもね。



 次はメンタル面の話。

 こういうイベントに初参加の人(つまり、これまで書店で本を買ってきた人)にとっては、当日目にする作品たちの値段に違和感を覚えるかもしれない。でも相手は時間を費やして作品を仕上げ、製本にも費用が掛かっている。


 それを少人数で仕上げているんだ。専門家でもない彼らが。


 そのことを考えれば妥当なんじゃないかなーって僕は思う。

 君はどう?


 ここまで長くなったね。


 このイベントはコミケと違ってすぐには作品が売り切れることはないとは思うけど、それなりの規模のイベントだから混雑もしている。落ち着いて移動しよう。

 

 当日の滞在時間だけど、自分は2時間がギリギリだった。最後はあまたの作品たちが目を滑って行った。それがとても悲しい。

 前日に徹夜しないこと、最後まで掘り出し物を見つける貪欲さも大事だね。


 次回は戦利品紹介コーナーだよ。お楽しみに!

 

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