折れるな 創作者

ハンバーグ公デミグラスⅢ世

第1話 折れるな 創作者


キャラクターはできるだけ感情の振れ幅を小さく。

女キャラは一杯出せ、そして脱がせろ。

難しい言い回しを避けよ。設定は掘り下げるな。

etc


既存の創作論は、そんなんばっかりだと思います。

でも、それを聞いて”そんなモン、何が面白いんだ”

と心の奥底で思ってる人いませんか?いますよね。


はっきり言います。そうゆう人は、インターネット小説が絶望的に向いていません。


あなたが馬鹿にしているような”なろう系”でも、ランキングを見てください。それを評価している人は山ほどいます。いくら、設定を練って世界観を掘り下げて、キャラクター一人一人の矜持を丹念に描いたところで、”難しい”と一蹴される世界です。そしてそれが時流です。諦めましょう。



でも、そんなわけないですよ。と言いたげな貴方。

分かります。なぜなら私もそうだからです。


私は空を飛ぶ原理を説明するために、1000年の歴史を設定する阿保が好きです。中世騎士の板金鎧の重ね方に丸々一話費やす馬鹿が好きです。


これはそういう、決して評価されないだろう人々の為の創作論です。

私はそういう小説が増えていってほしいな、と思うと同時に

そういう人の小説が少しでも良いものとして評価される手助けをしたいです。




※お手本という訳ではありませんが、合わせて拙著「ガチ騎士のエレオノーラ」をお読みいただけると幸いです。偉そうなこと言ってるわりに大したことないのであしからず。

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