貴族から村人になりました!〜ど田舎の村だけど村民、クラフト能力高すぎるから民藝を広めることにする〜
K0壱
第1話プロローグ
それは、一方通行の侵略だった。
大国が小国を侵略行為から始まる、戦争。
小国が負ける構図が決まってる侵略戦争。
僕が住んでいる国が隣の大国に侵略されて、
僕たち家族は、数少ない領民たちと使用人を連れて国を捨てた。
そして馬車や徒歩や馬車から船に乗って、また馬車徒歩馬車を繰り返して、3ヶ月。
ロドー王国のリリアンヌの森と言われる森にちかい辺境村へたどり着いた。
長旅の中、領民たちや使用人たちは一切の不平不満を述べることなく、人数を減らすこともなく、ここまで来れたのは、父様と母様が率先して休んだり、無駄な日程を組まずに、貴族と平民分け隔てなく接していたから、みんなでここまで来れたのだろうと思う。
父様と母様は村長に会いに行った。
国の名前を言ったら村長はすぐにこの村に住むことを承諾してくれた。
この辺境の村でも、小国の侵略の情報が入ってくるのはロドー王国だからだろうか?
そうして僕たちはこの辺境村の村民になった。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます