切り忘れ
『ねえ、そこの君、さっき浮気してる子馬鹿にしてたけど、君も朝活にいたよね?どういうこと説明してくれる?』
:あっ
:葵くんめっちゃ怒って笑う
:これは、違うんです
『へえ、何が違うのかな?ねぇ、ねぇ、そこのところ理由説明してくれない?』
「やっぱり、葵くんはコメント欄も合わせて素晴らしい配信をつくってるんだよなあ、すごいな、僕もしっかりとしていかないとな、僕は歌、頭脳、ゲームの腕前とかのアドバンテージがあるけど葵くんはないのから、雑談とゲームだけでここまで上り詰めてるんだよな、すごいや、長くなりそうだし、授業のアーカイブ聴きながらみるとしようかな」
うちの開洋高校は芸能科と通信科のために芸能科の授業のアーカイブがある。それを聴きながら葵くんの配信を見ることがルーティーンとなっていた。
:レイくんもよう見てる
:これ切り忘れじゃない?
:授業始まってる。
:葵くん助けてあげて
『レイくん、配信切り忘れてるよ』
「えっ、葵くんがなんで僕に話しかけてるのって配信切り忘れ、やばいやっちゃった」
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